伝統芸能の拠点・国立劇場 (東京都千代田区隼町)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池誠章(まさあき・比例代表全国区)です。

 

大型で非常に強い台風14号が、九州に上陸し、日本海に沿って移動し、8月20日(火)新潟に再上陸し、東北を横断しています。既に各地で被害が出ており、風水害に十分注意をしてほしいと思います。

 

https://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/kokuritsu/2022/bunraku_9/pdf/flyer1.pdf

 

9月17日(土)、国立劇場小ホールにおいて、初代国立劇場さよなら公演「文楽・奥州安達原」を視察しました。文楽を久方ぶりに鑑賞して感銘を受けました。台詞とト書きの義大夫節、三味線、人形遣いの三位一体となり、舞台装置と相まって、自分の感情がより深まっていく感じを持ちました。歌舞伎とは同じ演目が多いのですが、生身の人間が演じるのではなく、人形が演じることによって、観ている私達の想像力がより掻き立てられるような気がしました。

 

初代国立劇場は、明治以来100年の構想を経て、昭和41(1966)年に開場し、公演とともに、歌舞伎俳優・竹本・鳴物・長唄の担い手養成を行い、今年で56年を迎えます。また、国立演芸場は昭和54(1979)年に開場し、寄席囃・太神楽の担い手養成も行いつつ、43年となります。

劇場を知る|未来へつなぐ国立劇場プロジェクト|独立行政法人日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)

 

国立アイヌ博物館が先行して開館したために、国立劇場の建替事業が遅れましたが、ようやく建替が具体的に進みはじめました。

 

◎新たな国立劇場とは

 

今年、令和4年6月17日に、国立劇場を所管する独立行政法人日本芸術文化振興会は、国立劇場の建替に当たって、「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト~新たな国立劇場がめざすもの~」を公表しました。

基本理念は、「伝統芸能が人をつなぎ、未来へつながる」とし、⑴地域環境と調和して民間活力を活用し魅力あふれる文化観光の拠点として、3つの劇場とともに、食事や喫茶、宿泊等ができるものとし、⑵伝統芸能の伝承と創造の拠点として、劇場での公演はもちろん、普段から伝統芸能を体験・体感・参加できるふれあい広場をつくり、愛好者から国内外の経験したことのない方に気軽に来て頂き、伝統芸能と新国立劇場での現代舞台劇の担い手養成を一体化して強化し、デジタル技術を活用した調査研究、情報発信等を行うとしています。

 https://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/future/pdf/philosophy.pdf

 

来年令和5年10月には、国立劇場が閉館となり、解体と工事が始まり、国立劇場の公演は別会場で行うこととなり、親国立劇場は7年後の令和11年にお披露目となります。

 

 国立劇場では、劇場機能だけでなく、食事や喫茶、宿泊、行事等、観光の機能をもたせるようですが、やはり本質的な目的である伝統芸能の継承と発展の機能強化を図ってほしいと思います。

従来から国立劇場では、歌舞伎や文楽は「通し狂言」という、民間の劇場との差異化を図るべく、江戸時代と同様に、起承転結がある長時間の演目がなされたり、公演されなくなった演目を復活させたりしています。今後も、積極的な通し狂言の実施とともに、江戸時代の演目がそうであったように、現代と古典を融合するような新作も時には行ってほしいと思います。

 

国立劇場養成所では、現役の歌舞伎俳優の3割以上、歌舞伎音楽竹本演奏者の9割以上、文楽技芸員の5割以上、寄席囃子演奏者の9割以上を占めており、養成所は伝統芸能の伝承において極めて重要な役割を果たしてきました。また、新国立劇場では、現代舞台芸術の分野で、世界の優れた指導者や次代を担う若手芸術家が集い、高い技術と豊かな芸術性を備えたオペラ歌手・バレエダンサー・俳優等を輩出し、質の高い舞台づくりに貢献してきています。そこで、新たな国立劇場では、両分野の実演家の養成・研修を行っている強みを最大限に活かすべく、伝統芸能の伝承者の養成所と現代舞台芸術の実演家等の研修所を一体的に設置し、両分野共通のカリキュラムなどを通して、講師や研修生が交流し相互に理解を深めることで、広い視野と教養を身につけた舞台人、わが国の文化に根差しつつ世界的にも活躍できる人材を育成しようとています。

新たな国立劇場養成所から次代を担う有為な人材が数多く輩出することを期待したいと思います。

 

なお、新しい劇場では、観客の椅子は長時間座っていても疲れにくい快適性あるものとし、前の観客が気にならないように傾斜を含めて工夫してほしいと思います。

 

◎さよなら公演

 

 今年9月から始まり、来年10月まで順次続く、国立劇場さよなら公演の内容は以下です。

令和4年9月文楽公演 (jac.go.jp)

令和4年10月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』 (jac.go.jp)

令和4年11月歌舞伎公演 “歌舞伎&落語 コラボ忠臣蔵” (jac.go.jp)

令和4年12月文楽鑑賞教室 / 社会人のための文楽鑑賞教室 (jac.go.jp)

令和4年12月文楽公演 (jac.go.jp)

国立演芸場 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)

 

◎国立劇場養成所に寄付を

 

 また、国立劇場養成者の研修生に対する寄付も募集しています。ぜひご協力を。

伝統芸能の明日をになう、国立劇場の研修生にご支援を!(独立行政法人 日本芸術文化振興会 2022/09/01 公開) - クラウドファンディング READYFOR

 

◎思い出募集

 

 さらに、国立劇場の50年余の中で、個人の思い出を文章や写真等でも募集しています。ぜひご投稿もお願い致します。

 初代国立劇場・国立演芸場 あなたの〈思い出〉大募集|未来へつなぐ国立劇場プロジェクト|独立行政法人日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)

 

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◎令和3年10月-令和4年8月 内閣府副大臣の仕事

 

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

 

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 ◎災害支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

 

災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

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◎自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

◎赤池まさあき後援会入会案内

 

後援会入会希望の方はこちらへ

https://www.akaike.com/information/supportclub_form.pdf  

 

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