石川県白山市視察　「あるものをいかす」「ごちゃまぜ」施設　第2弾　

雄谷理事長と行善寺の2階デッキから中庭運動場を背景に

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池誠章(まさあき・比例代表全国区)です。

現地現場を訪問することは、役所の説明だけでは分からないことを教えてくれます。

8月19日(金)、富山県南砺市、石川県野々市市を視察し、夕方から白山市にある #社会福祉法人佛子園(#雄谷良成理事長)の #行善寺　を視察しました。

去る7月20日(水)には、佛子園が運営する輪島市の拠点施設「カブーレ」を視察したのに続いて、第2弾となりました。

石川県輪島市視察　「あるものをいかす」「ごちゃまぜ」で生涯活躍のまちづくり | 赤池誠章オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

ここ白山市の行善寺には、元々あった寺院とともに、高齢者向けの施設と、奥に天然温泉と蕎麦屋、料理室、喫茶室、講堂、さらに奥には、中庭運動場を挟んで、近隣住民のための自治室と会議室、職員室、そして、運動施設、保育園と障害児預かり施設があります。まさに「あるものをいかす」「ごちゃまぜ」施設です。利用人口は、平成27年4月開設時の月9千人弱から、平成30年の3年間で月3.5万人と約4倍に増加し、福祉施設利用者は3分の1であり、残り3分の2は温泉や喫茶、運動施設の利用者だとのことです。

実際、施設全体を回り、蕎麦屋で雄谷理事長や職員の方々と意見交換していると、音楽が流れる中、老若男女、健常者も障害者も普通に交わりながら、居心地がよい空間に、時間が経つのを忘れさせてくれます。

元々行善寺は、雄谷理事長の父親が住職を務めていた古刹であり、寺から寄付する形で昭和35年に社会福祉法人佛子園を創立して、身寄りのない戦争孤児や障害者を受入れるとことから始まりました。法人本部が置かれています。昭和41年に建設した障害児入所施設が老朽化したことから建替え計画を進めるとともに、近隣の空き家2軒を買取り、障害児自立訓練施設にしようとしたところ、近隣住民からの反対にあったといいます。そこで、佛子園職員が町内会の会合や地域の清掃活動に参加して地域住民と交流を図り、知的障害児の実情を知ってもらうべくビデオを地域住民に見てもらうようにして、地域住民の理解を得るようにしました。そして、平成27年から現在の行善寺の「あるものをいかす」「ごちゃまぜ」施設が開設されたと言います。

r02_0601_r01_hti_houkokusho.pdf (chisou.go.jp)

　高齢者や障害児、子供のための福祉施設、温泉・飲食・運動施設という垣根を超えて、生涯活躍できるまちづくりの全国の発展に大いに期待し、そして、担い手育成等の支援をしていきたいと思います。

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