金沢工業大学で民生児童委員のデジタル化について意見交換

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池誠章(まさあき・比例代表全国区)です。

 

現地現場を訪問することは、役所の説明だけでは分からないことを教えてくれます。

 

8月19日(金)、富山県南砺市を後にして、石川県野々市市(#粟貴章 市長)を視察しました。

 

野々市市(ののいちし)は、石川県中央部にあり、北を金沢市、南を白山市と接し、海も山もない平坦地に、金沢市の衛星都市(ベットタウン)として人口が増加して、平成23(2011)年に町制から市制に移行しました。県立大学と金沢工業大学の2つの大学もあり、人口5.7万人の市です。歴史的には、縄文・弥生時代の遺跡(御経塚遺跡)があり、京都から近江、関ヶ原を経て、金沢方面に向かう北国街道沿いの交通の要衝であり、室町時代加賀の守護大名である富樫氏の館が置かれた加賀の国の拠点でした。

野々市市ホームページ トップページ (nonoichi.lg.jp)

 

◎金工大が支援して民生・児童委員をデジタル化

 

 野々市市では、全国に先駆けて民生・児童委員のデジタル化が進んでいます。その実情を聞くべく、KIT金沢工業大学において、関係者に集まって頂き、意見交換をしました。

 

野々市市民生委員児童委員協議会の東伸明会長のデジタル化への強い意向があり、金沢工業大学(泉屋吉郎理事長)情報フロンティア学部経営情報学科の松林賢司教授の指導と学生の協力を得て、市健康福祉部福祉総務課(増山浄課長)が国のコロナ禍対策の地方創生臨時交付金を活用して導入しました。令和2年度から野々市市の民生・児童委員99名全員にタブレット端末を配布(予算500万円)して、金工大でデジタル化の研修を行い、何かあれば学生が相談に乗るという体制を敷いての導入でした。

http://www.kana-syakyo.jp/docs/ebc4a63c13090097af8794a8642ee3d6c29ed40e.pdf 

学生が野々市市 民生委員児童委員協議会のDXを支援。 | KIT 金沢工業大学

 

今後、野々市市の取組みを全国各地に普及させるための課題を聞きました。

 

⑴地域の民生・児童委員当事者のデジタル化への強い意向。特に会長の意識が大事。民生・児童委員は高齢化しているとはいえ、スマホや携帯電話をほぼ持っており、デジタル化は業務の合理化に繋がるとともに、個人的にも有用(例えば、孫との連絡等)であることを理解してもらうこと。

⑵デジタル化への相談指導体制の構築。野々市市の場合は地元に金工大があり、金工大が相談指導体制を担うことができた。野々市市以外の地域から金工大への協力要請があったが、受けきれない。各地の大学や研究機関、関係企業の連携が不可欠。

⑶デジタル化に当たって、簡便さを優先させること。無料で誰でも使えるソフトを使って、会議日程調整、出欠確認の自動化、クラウドによるペーパーレス化などの連絡や、テレビ電話会議等の意見交換等に利用。業務上の個人情報を扱わない。今後は、業務報告について、民生・児童委員から市町村社協、社協から国への報告作業をデジタル化することと、見守り対象の高齢者や子育て世帯に対して、デジタル端末同士で連絡が取れると、より対面相談の強化ができるとのことでした。

⑷情報端末の配布について、やはり国の支援は不可欠。野々市市では、コロナ禍対策の地方創生臨沂交付金が活用できたが、通常の市単独の事業導入では維持費もあり、財政当局の理解が得にくい。

 

来年4月のこども家庭庁発足やデジタル田園都市構想の推進に当たり、大変参考になる意見交換会でした。各地への普及に向けて、引き続き力を尽くしたいと思います。

 

◎公民館が起業・交流拠点「カミーノ」へ 金工大から起業

 

カミーノ公共棟で粟野々市市長と起業会社LODUの役員とカードゲーム

 

 金工大を後にして、「にぎわいの里ののいち カミーノ」を訪問しました。

 1の1 NONOICHI みんなの学び舎 (1no1nonoichi.com)

 

 同施設は、公民館の建替えに当たり、元々学校跡地でもあったので、市内外の交流拠点にしようと、国の地方創生交付金を活用して整備したとのことでした。

 

 建物は二棟あり、公共棟と民間棟に分かれています。公共棟には、従来の公民館機能があり、図書や自習室、会議やイベントができる空間が広がります。従来の公民館のような部屋が分かれておらず、広々としています。

 

 民間棟には、飲食ができる食堂にシェアキッチンがあり、地元の物産品の販売所があり、さらに、シェアオフィスがありました。既に、起業した8社が入っており、会議や商談は公共棟が使用できるとのことでした。

 

 また、大きな駐車場があり、観光客が車を駐車して、そこからコミュニティバスに乗って、市内全域へ、また、自転車を借りることもできるとのことでした。

 

 金工大の卒業生が、学生時代から持続可能な教育研修カードゲームを開発して起業した株式会社LODU(島田高行代表取締役CEO、亀田樹取締役COO)が入所しており、意見交換しました。金工大と野々市市のカミーノのような取組みがあればこそ、起業できたとのことでした。地学連携の典型ではないかと感じました。

 

 今後も、各地の地方創生の取組みを支援していきたいと思います。

 

カミーノ民間棟の前で

 

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◎令和3年10月-令和4年8月 内閣府副大臣の仕事とは

 

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

 

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◎でんき予報 電力逼迫の中あなたの街の電力需給は・・・

 

 

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 ◎災害支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

 

災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

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◎自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

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