第2次岸田内閣改造　基本方針とは

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　国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　8月10日(水)、第2次岸田改造内閣が発足し、12日(金)には副大臣、政務官人事が行われました。

　第２次岸田改造内閣閣僚等名簿 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

　併せて、基本方針が閣議決定されました。

　令和4年8月10日基本方針 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

コロナ禍対策とロシアのウクライナ侵略による国際秩序の再構築と物価高対策、強い経済力、外交防衛力等、現在の厳しい情勢を踏まえた基本方針となっていると思います。

　その鍵は、私の持論でもある人づくりだと思っています。その実現に向けて、引き続き力を尽くします。

◎第2次岸田改造内閣の基本方針

二度に渡る国政選挙で国民から信任を力に、「難局突破」と「政策断行」に邁進すべく、特に、以下の6点に力を入れるとしています。

1．新型コロナウイルス対策・感染症危機対応

2．世界的な物価高騰などのリスクへの対応

3．新しい資本主義の実現

4．国民を守り抜く、外交・安全保障

5．危機管理の徹底

6．東日本大震災からの復興・国土強靱化、「強い沖縄経済」の実現

◎1．新型コロナウイルス対策・感染症危機対応

　コロナ禍は「第七波」となっており、医療逼迫が発生していますが、政府では行動制限はしないとしています。旧盆休みとなり、3年ぶりに大勢の人が移動しています。検査体制の充実と発熱外来等の整備、ワクチン接種勧奨等が実施されています。感染症対策と社会経済活動の両立ができるかが問われています。

◎2．世界的な物価高騰などのリスクへの対応

　ロシアのウクライナ侵略が長期化し、世界的な物価高騰となっています。物価上昇のほとんどはエネルギーや食料に集中しており、政府では予備費を活用してきめ細かい支援を実施しています。内閣府によると、GDPギャップ(国の経済全体の総需要と供給力の乖離)が今年1月から3月期で、マイナス3.6％となっており、約21兆円の需要不足となっています。秋の臨時国会では、大規模な補正予算を編成することになると思います。また、エネルギー安定供給では、GX＝グリーン化として、原発の再稼働、新増設、リプレース、運転期間延長等の道筋をつけることが大事です。

◎3．新しい資本主義の実現

　岸田総理が提唱する「新しい資本主義」ですが、中々国民理解が進んでいません。「成長と分配の好循環」とも言っており、その方が分かりやすいと思います。基本方針には、成長政策として「人への投資、科学技術・イノベーション、スタートアップ、脱炭素、デジタル化」と、分配政策として「持続的な賃上げや全世代型社会保障」の好循環を創り出すことが掲げられています。どれも重要な政策であり、要はその政策効果をどう実現していくかにかかっています。その鍵は、子供・若者、社会人、高齢者への教育の充実だと思っています。政策実現で、低迷している経済成長率の引上げに繋げていければと思います。

◎4．国民を守り抜く、外交・安全保障

ロシアによるウクライナ侵略によって、崩壊している国際秩序をどう再構築していくのか、中共、露、北朝鮮と軍拡して価値観を異にする三正面とどう対峙していくのか、台湾有事の場合の具体的な対応が求められています。

年末に向けて、量と質含めてどれだけ防衛費を拡充していくことができるか、その財源を含めて、党内での議論を深めていきたいと思います。また、外交防衛力の裏付けとなる情報力の強化についても取り組みます。そして、安倍元総理の遺志でもある拉致問題解決に向けて少しでも前に進めていきたいと思います。

◎5．危機管理の徹底

　「常に最悪を想定し」平素から準備に万全を期すと基本方針にありますが、これも政府だけでできるものではありません。そのためには、災害や事故、事件、国民保護等、危機を総合的にとらえる国民理解と訓練が必要だと思います。その推進に力を尽くします。

◎6．東日本大震災からの復興・国土強靱化、「強い沖縄経済」の実現

　東日本大震災から11年以上経ちました。福島の復興に向けて、帰還困難地域の解消、処理水を海洋へ流すことに道筋をつけていきたいと思います。また、本土復帰から50年を迎えた沖縄について、基本方針として「強い沖縄経済」の実現を掲げています。

今月8月25日から沖縄県知事選があり、自民党として知事を奪還して、国と沖縄が一体となって振興策を実現していきたいと思います。

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◎令和3年10月-令和4年8月　内閣府副大臣の活動一覧

内閣府副大臣として活動一覧

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