直系と宮家の傍系で皇統を繋いできたわが国の歴史を国民全体で共有を

日本会議国会議員懇談会の様子(参議院議員会館で)

国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする内閣府副大臣、参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　2月24日(木)ロシアによるウクライナ侵略から1か月以上が経ちます。4回目の停戦交渉の中、「中立化」で歩み寄りが見られたといわれています。ロ軍は首都キエフ(キーウ)から一部撤退し始めとのことですが、米国は「撤退ではなく配置転換」としています。露のウクライナ侵略も重要な局面を迎えています。

　米露軍は「撤退ではなく再配置」 - Yahoo!ニュース

◎皇室の歴史　皇統は直系と傍系で「万世一系」

　3月29日(火)、参議院議員会館で日本会議国会議員懇談会総会が開催されました。そこで、勝岡寛次明星大学戦後教育史研究センター客員教授から「皇統を守る道―『昭和天皇実録』に見る「旧宮家」の真実」と題して、講演を聞きました。

　勝岡先生の話を聞きながら、わが国は直系と宮家という傍系によって「万世一系」の皇室が続いてきたわけで、そのわが国の歴史を国民全体で共有して、連合国の占領政策によって皇籍離脱させられた旧宮家の中から、政府の有識者会議報告書が指摘するように、養子縁組で皇籍復帰させて、皇統を繋ぎ、わが国の国柄を万全にしたいと改めて思いました。

　勝岡先生の講演要旨は以下です。

⑴画期的だった政府・有識者会議の報告書

「皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること」

⑵旧皇族・旧宮家の皇籍復帰は当然

・皇籍離脱(昭和22年10月)の背後にあったのは占領軍の圧力。

・宮家の存在意義は、皇統が途絶える万一の場合の備え

　中世　伏見宮(南北朝時代から22代500年)→後花園天皇(室町期102代)・・・現皇室

　近世　閑院宮(江戸中期)→光格天皇(江戸中後期119代)・・・現皇室

・直系が絶えた場合は傍系の宮家で皇位をつないでいく努力が男系による「万世一系」の皇統を可能とした。→旧皇族・旧宮家の皇籍復帰は自明の理。

⑶皇族と旧皇族の2つの共通点

・初代神武天応の血を男系で継承している。

・旧皇族の多くは、今の皇室と親戚関係にある。

　東久邇宮・北白川宮・竹田宮・朝香宮←明治天皇内親王(4方)

　東久邇宮←昭和天皇内親王(照宮)

　久邇宮→香淳皇后(昭和天皇皇后)

⑷旧皇族に対する皇族と国民の間の認識上のギャップ

・国民感情の一部に、旧皇族の皇籍復帰への「違和感」を表明する向きがある。

・皇族の見方(「違和感」はまったくない)

　故三笠宮寛仁親王のご発言「昭和天皇のご親戚の集まりである「菊栄親睦会」」

　『昭和天皇実録』で初めて明らかになった「菊栄親睦会」の真相

　　皇族と旧皇族の間に今もある親密な関係を、国民が知らないというだけの話。

　　少なくても年3回の拝賀・拝謁の機会

　　年に1度以上の「御陪食・賜茶」の機会(例会)

　　数年に1度の大会(皇族・旧皇族が一堂の会する)

　　春秋の園遊会(両陛下から御会釈を賜る)

　　宮中祭祀の参列

⑸旧皇族の方々も、既に心の準備はできている

・伏見博明氏(伏見宮博明王、皇籍離脱時16歳、皇位継承順位7位)の証言

　「何かあったときは真っ先に皇室をお守りしなければいけないという、それなりの教育を受けてきました。それは先ほどの菊栄親睦会のメンバーは同じだと思います」「天皇陛下に復帰しろと言われ、国から復帰してくれと言われれば、これはもう従わなきゃいけないという気持ちはあります」「人は旧に宮さまになれといわれて、なれるものではない」

(伏見博明『旧皇族の宗家・伏見宮家に生まれて』中央公論新社2022)

・皇族も旧皇族も、皇籍復帰を受入れる心の準備は既にされている。後は政治の課題。

　詳細は　皇統を守る道 - 『昭和天皇実録』に見る「旧宮家」の真実 - 勝岡　寛次 -

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◎内閣府副大臣の仕事とは

内閣府の全体の業務と分担一覧

20211112_tanmu.pdf (cao.go.jp)

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

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◎最新の新型コロナウイルス感染症対策

一昨年来のコロナ禍について、ワクチン接種の2回接種が79.4％、3回目接種が5,037万回39.8％となりました(3/29)。

わが国の新規感染者数は1週間平均で1日約3.9万人(前週平均1日約4.6万人)と増減し、入院患者数も40万2,061人(-8,146人)と増減しています。重症患者数は673人(-18人)と減少しています(3/28)。重症病床使用率も全ての地域で4割を切り、全国的に減少し続けています(3/25)。

都道府県の医療提供体制等の状況について｜厚生労働省

政府では、3月22日(火)「まん延防止等重点措置」を全ての地域で解除しました。

政府与党では、積極的な財政出動を行い、コロナ禍対策を進めてきました。昨年度予算は3回に渡る補正を行いました。25.7＋31.9＋19.2＝76.8兆円を執行し、今年度繰越金として約30兆円となり、民間の貯蓄に回った分も20兆円あると言われています。今年度予算107兆円と昨年末に補正31.6兆円を成立させました。3月22日(火)に令和4年度予算108兆円も成立させ、コロナ禍対策とともに、コロナ禍後を見据えて、経済のV字回復を目指しています。令和4度経済成長は名目で3.6％、実質3.2％の見通しであり、完全失業率は2.4％と、政府では近年にない高い経済成長を予測しています。

　令和4年度予算も成立し、ようやく経済V字回復を望めるようになってきています。引続き感染症対策と社会経済活動の両立を続けたいと思います。

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◎でんき予報　電力逼迫の中あなたの街の電力需給は・・・