孤独・孤立対策　重点計画まとまる　電話やＳＮＳ等の多元的な24時間相談対応を

首相官邸で

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強！結果に責任！」をモットーとする内閣府副大臣、参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

　12月28日(火)、仕事納めの中で、首相官邸において、総理や官房長官出席の下、孤独・孤立対策推進会議を開催され、重点計画をまとめました。

　令和3年12月28日孤独・孤立対策推進会議 | 首相官邸ホームページ

　会議では、私から重点計画について、次のように説明しました。

　「孤独・孤立の問題は依然として深刻な状況と考えていますが、1．現状として「新型コロナ感染拡大後に、それまでの社会に内在していた孤独・孤立の問題が顕在化・深刻化した」としています。

　次に、2．孤独・孤立対策の基本理念の⑴孤独・孤立双方への社会全体での対応については、

　・孤独・孤立は、誰にでも起こり得る、また、社会全体で対応しなければならない問題であり、

　・「望まれない孤独」と「孤立」を対象として取り組む、

　・孤独・孤立に至らないようにする「予防」の観点が重要

　としています。

　⑵当事者や家族等の立場に立った施策の推進については、

　・当事者の目線や立場に立って、切れ目なく息の長い、きめ細かい施策を推進

　・当事者の家族等も含めて支援

　としています。

　⑶人と人との「つながり」を実感できるための施策の推進については、

　・当事者や家族等が相談できる誰かと対等につながることが重要

　・行政や民間の各種施策等を有機的に連携・充実、

　・関係行政機関で推進体制を整備、

　としています。

　3．孤独・孤立対策の基本方針の　⑴孤独・孤立に至っては支援を求める声を上げやすい社会とするについては、孤独・孤立の実態把握(①)や、支援情報が網羅されたポータルサイトの構築等(②)、を進めています。

　なお、ポータルサイトについては、孤独・孤立対策ホームページの周知について各府省にご協力いただき、ありがとうございました。

　さらに、声を上げやすい環境整備(⑶)として、「支援を求める声を上げることは良いことである」(スティグマ=負の烙印の克服)」といった理解や機運の醸成等ができるよう、情報発信や広報、普及啓発、教育等を進めます。

　⑵状況に合わせた切れ目ない相談支援につなげるについては、相談支援体制の整備(①電話やＳＮＳ等の多元的な24時間対応)、人材育成の支援(②)を進めます。

　⑶見守り・交流の場や居場所づくりを確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行うについては、居場所の確保(①)、アウトリーチ型支援体制の構築(②)等に加え、地域の関係者(民生委員等も含む)を連携・協力し、分野横断的に当事者を中心に置いた包括的支援体制を推進(④)、としています。

　⑷ＮＰＯ等の活動支援、官・民・ＮＰＯ等の連携強化については、連携の基盤となるプラットフォームの形成支援(③)等を進めることとしています。

　最後に、4．孤独・孤立対策の施策の推進として、

　・関係府省及びＮＰＯ等の活動への支援については、当面、3月の緊急支援策で実施した規模・内容について、強化・拡充等を検討しつつ、各年度継続的に支援を行っていく、

　としています。

　また、

　・毎年度、本計画の施策の実施状況を評価・検証し、

　・毎年度を基本としつつ必要に応じて、計画全般の見直しを検討する

　としています。」

　孤独・孤立対策の重点計画｜内閣官房ホームページ (cas.go.jp)

補正予算と来年度予算において、63億円を用意し、規模・内容とも拡充した上で、孤独・孤立対策に取り組むＮＰＯ等への支援を行うことになっています。

今後、実態把握を踏まえて、特に住宅支援を強化していきたいと思っています。

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◎内閣府副大臣の仕事

内閣府の全体の業務と分担一覧

20211112_tanmu.pdf (cao.go.jp)

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

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◎新型コロナウイルス感染症対策

昨年来のコロナ禍について、ワクチン接種の2回接種が77.9％(12/27)で、全人口の8割となりました。12月に入り、医療関係者から3回目接種も始まりました(53万回0.4％)。12月20日からデジタル庁でワクチン接種証明書の発行が始まりました。

新規感染者数は163人(前日比－62人)、入院患者数1,975人(－20人)と微減しましたが、全体では増加傾向を示しており、重症患者数は46人(＋2人)と底を打つ状態から微増となってはいます(12/27)。

WHO(世界保健機関)は、世界では感染が拡大しており、新たに感染力が強い変異株「オミクロン株」が発生し、世界各地で発見され警告しています。同変異株はわが国でも、発見され、市中感染の懸念が出ています。政府では水際対策強化を打ち出し、新規入国者を11月30日(火)から年明けまで停止しています。新変異株の詳細は研究中ですが、年末年始は人の移動や会う機会が多くなるため、引き続き社会経済活動とマスク着用等の基本的な感染症対策の徹底をお願いしたいと思います。

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◎災害支援

災害ボランティアを募集中です。

・詳細は　https://www.saigaivc.com/　

日本赤十字社では義援金を募集しています。

・詳細は　http://www.jrc.or.jp/contribution/　

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

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◎自民党党員募集

　自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

◎赤池まさあき後援会入会案内