繭から⽷を紡ぐ⽷取って邦楽器(三味線・琴等)の原糸を製造

日本の技EXPO:木之本町邦楽器原糸製造保存会

 

国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」をモットーとする内閣府副大臣、参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

 

 11月20日(土)、ベルサール秋葉原(秋葉原駅前住友不動産秋葉原ビル1階)において、「文化庁日本の技フェアー文化財を守り続けてきた匠の技」を視察させて頂きました。

 文化庁日本の技フェア〜文化財を守り続けてきたたくみの技〜 (nippon-no-waza.jp)

 

NHKでも「東京で「日本の技フェア」文化財の修理や保存の伝統技術を紹介」と取り上げられていました。

東京で「日本の技フェア」文化財の修理や保存の伝統技術を紹介|NHK 首都圏のニュース

 

 秋葉原という若者が集う一大拠点で、文化財の伝統的な保存技術の展示や実演が若者たちにどう映るのか大変興味がありました。

 

 感染症対策もあり、中央通りに面した会場は、吹き晒しとなっており、よく見通すことができていました。通りすがりの若者が、実演に見入っていたり、飛び込みで会場に入ってきたりしていました。

 

屋根材には地域にある素材を使って製作

 

 小学生も来ていて、声をかけると、学校でチラシが配布されて、城に興味があるので、親と一緒に来たとのこと。社会科見学のように、熱心に質問して、ノートにメモを取っていました。

 

木工の作業の様子

 

 建築物修理の実演を行っている若者は、礎石の石の形に合わせて、丸太の柱材の面を加工していました。なぜこの道に進もうと思ったのかと聞くと、長く残るものに携わりたかったとのことでした。

 

◎文化庁の支援策は

 

 

昭和50(1975)年の文化財保護法の改正によって、「選定保存技術」という制度が設けられました。それは、文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能で保存の措置を講ずる必要があるものを、文部科学大臣が「選定保存技術」として選定し,その保持者及び保存団体を認定して、その保護のために,自らの記録の作成や伝承者の養成等を行うとともに、保持者、保存団体等が行う技術の錬磨、伝承者養成等の事業に対し必要な援助を行っています。現在、選定保存技術は90件、保持者は58名、保存団体は35団体となっています。

文化審議会答申(選定保存技術の選定・認定・解除)について | 文化庁 (bunka.go.jp)

 

わが国が世界に誇る各種文化財は、伝統的な技術を持つ保持者、そしてその保持者が使う道具があり、原材料が確保されて守り伝えられていくものです。当然、人材育成や確保も重要です。しかしながら、現状は十分とは言えず、そこで、文化庁では、文化審議会文化財分科会内に企画調査会を設置し、計画的な支援を講じるべく5か年の「匠プロジェクト」を推進しようとしています。

 

課題は6点あると指摘されています。

①需給状況を踏まえた生産支援の在り方

②用具や原材料等を安定的に確保するための制度的対策

③後継者の確保・育成に係る支援の在り方

④選定保存技術制度の在り方(選定方針、価値付けなど)

⑤事業規模の拡大・確保のための対応、保存と活用の好循環を生み出す方策

⑥寄付を含めた多様な資金調達を促進する仕組みの検討等々。

 

それを一つ一つ解決していかなければ、わが国の文化財を守り続けることはできないということです。

 

◎日本の技フェア開催を通じて国民理解を

 

 今回の「日本の技フェア」は、文化財の保存技術の大切さや、伝承者の育成、文化財の修理、原材料や道具などの現状を多くの国民に知ってもらうものであり、今回で18回目となります。

 

 近年、ユネスコの無形文化遺産にも認定された保存技術もあります。ぜひ多くの方々に知ってもらいたいと思います。11月21日(日)も実施されています。

 

 以下が展示実演されていました。

文化庁日本の技フェア〜文化財を守り続けてきたたくみの技〜 (nippon-no-waza.jp)

 

有形文化財等保存の技

実演内容

  • 2 建造物木工/(一社)日本伝統建築技術保存会
    • 「文化財建造物などの柱の根継ぎ修理に用いる金輪継ぎ」
    • 「丸柱を自然石の上に建てる際の柱脚部と石口のひかり付け」
    • 「台鉋削り、ヤリ鉋削り」
  • 8 左官(日本壁)/全国文化財壁技術保存会
    • 「茶室用竹小舞掻き」
    • 「中塗り(ひげこ打ち・ちり廻り・中塗り)」
    • 「上塗り(白漆喰・黄土のり土・紅色のり土仕上げ)」

 

有形文化財等保存の技 無形文化財等保存の技

 

無形文化財等保存の技

 

 

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◎内閣府副大臣の仕事

 

内閣府の全体の業務と分担一覧

20211112_tanmu.pdf (cao.go.jp)

 

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

 

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◎新型コロナウイルス感染症対策

 

昨年来のコロナ禍について、ワクチン接種の2回接種が75.8%(11/18)となり、全人口の7割を超え世界最高水準となりました。新規感染者数は153人(前日比-6人)、入院患者数は1,484人(-28人)、重症患者数が62人(-0人)と減少局面から微増しています(11/19)。

 

政府では、今冬の「第六波」に備えて、11月12日に全体像を示しました。感染力が2倍となっても対応できるように、今夏の3割増しの3,7万床の入院施設、4割増しの3,400人の臨時医療施設等、3割増しの1.4万室の軽症者向け宿泊施設、自宅療養のため全国3.2万の医療機関と連携したオンライン診療や往診等の体制を11月末までに確保する方針を示し、12月からITを活用して見える化するとしています。ワクチン接種は、12月から3回目を始めます。経口治療薬は年内実用化を目指し、速やかに合計60万回分を医療現場に届け、検査も予約なしに無料で受けられるようにします。年内にはワクチン接種証明書をデジタル化して活用を進めるとしています。

 

WHO(世界保健機関)は、欧米では感染拡大の傾向が出ていると警告しており、今冬の「第六波」に備え、引き続き社会経済活動とマスク着用等の基本的な感染症対策の両立をお願いしたいと思います。

 

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◎災害支援

 

災害ボランティアを募集中です。

・詳細は https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社では義援金を募集しています。

・詳細は http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

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◎自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

◎赤池まさあき後援会入会案内

 

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