自民党文部科学部会　　来年度予算案への決議

　・写真は、自民党文科部会の様子。部会長の赤池の隣は上野通子部会長代理、池田佳隆部会長代理、遠藤勝裕学生支援機構理事長、丹羽秀樹文部科学副大臣

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。

　11月9日(木)、午前中は運輸・交通関係団体との予算・税制等に関する政策懇談会に出席し、文部科学部会を開催しました。昼に清和政策研究会議員総会があり、午後は議員立法の打合せ、団体からの要望を受け、スポーツ庁と打合せを行いました。山梨での団体の40周年記念式典・祝賀会に参加しました。

●自民党文部科学部会　来年度予算案の決議

　9日(木)午前10時30分からの文部科学部会では以下の議題を取り上げました。

　　議題：（1）「私立大学等振興小委員会」からの決議について

　　　　　（2）「学校耐震化・施設整備等促進議員連盟」からの決議について

　　　　　（3）給付型奨学金の実績と奨学金全般の現状と課題について

　　　　　（4）平成30年度文部科学省予算に関する決議（案）について

　　　　　（5）平成30年度文部科学部会関係税制改正重点要望について

　その中で、議題⑷の決議について、以下のような6点の内容です。

一　小学校における外国語の教科化、道徳の特別の教科化等、「主体的・対話的で深い学び」を実現するための新学習指導要領の全面実施や、学校の働き方改革に向け、教職員定数の改善、専門スタッフや部活動指導員等の多彩な外部人材の活用により、「チーム学校」の体制を充実するとともに、ＩＣＴによる環境整備を進めること。

一　大学、高等専門学校、専修学校によるイノベーション創出や地方創生に貢献する人材の育成を強化し、産学連携や社会人の学び直しを進めるため、国立大学法人運営費交付金や施設整備費補助金、私学助成をはじめとする多様な支援の格段の充実を図ること。

一　幼児教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培うものであり、家庭の経済状況に関わらず安心して受けられるよう、幼児教育の無償化を一気に加速すること。また、高等教育は、人生の付加価値を飛躍的に増加させるとともに、国の競争力を高める原動力となる重要なものであるから、意欲と能力のある子供たちが経済的理由により進学を断念することのないよう、給付型奨学金の本格実施を含め、高等教育の教育費負担を軽減すること。さらに、教育費負担の軽減と教育の質の向上を一体的に推進すること。

一　学校施設は児童生徒の学習・生活の場であるだけでなく、防災・国民保護の観点からも重要な地域コミュニティの核であることに鑑み、安全・安心な学校施設を実現するため、老朽化対策・耐震化、トイレ環境の改善、空調整備、バリアフリー化、認定こども園への移行に必要な整備等の喫緊の課題に早急に対応すること。

一　科学技術については、「生産性革命」の要として、政府研究開発投資の対ＧＤＰ比１％（五年間で二十六兆円）を目指すとともに、「ソサエティ５．０」の実現に向けた研究開発、基礎研究、オープンイノベーション、最先端大型研究施設の整備・共用、新型基幹ロケットなど宇宙、海洋・極域、原子力分野等の国家基幹技術等の充実・強化を図ること。

一　二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、二〇一九年ラグビーＷ杯等を契機としたスポーツ立国の実現、文化芸術基本法を踏まえた文化芸術立国の実現を目指し、予算の格段の充実を図ること。

以上の決議をもって、年末までに財務省への働きかけを行いたいと思います。

　11月10日(金)午前は自動車議連総会、国交省から説明聴取、スポーツ庁との打合せを行い、昼は外交部会、午後からは運輸・交通団体との予算・税制等に関する政策懇談会、人事院から説明聴取、文科省から説明聴取を行います。夜は山梨での会合に出席します。

今日も一日、喜んで進んで働く(傍楽)ぞー

私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、全ては国家国民のために、根拠をもち総合的な判断を心掛け、日々全身全霊で取組みます。

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●7/5九州北部豪雨被害　復旧・復興支援情報

　7月5日から九州で大雨が続き、大きな被害が出ました。お亡くなりになった方々の御霊の平安を祈念致します。残暑が続く中、被災者の方々にお見舞いを申し上げますとともに、復旧・復興に力を尽くしていきたいと思っています。

・政府の動き　http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ooame201707/　

・日本赤十字義援金募集　http://www.jrc.or.jp/press/170707_004857.html　

●4/14・16熊本地震の被災者支援情報

平成28年4月14日前震と16日に本震等が発災した熊本地震において、被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。