「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。
4月9日(日)は、京都への日帰り出張でした。京都盆地には桜の花が咲き、国内外の花見客が大勢訪れていました。
目的は、文化庁地域文化創生本部の設置記念式典(リーガロイヤルホテル京都)への出席です。ご承知の通り、地方創生の一環として、中央省庁の地方移転ということで、文化庁の京都への全面的な移転方針が決定しました。今年度4月から先行隊として、文化庁地域文化創生本部が、京都市に設立されました。その設置記念の式典への参加です。
2年前の文部科学大臣政務官時代から、京都への文化庁移転は賛成・推進しており、ようやく第一歩を踏み出したということになります。しかしながら、地元では、文化庁の全面移転はその内骨抜きになり、京都府や京都市は費用の持ち出しだけで、効果や成果は疑問符だと批判され始めていると聞きました。推進役の一人としては、文化庁の京都への全面移転を実現させるとともに、文化行政の機能強化を図って、我が国を文化芸術立国に繋げていきたいと思っています。そのためにも、現在議論している文化芸術振興基本法の改正を実現していきたいと思います。
●本物は神社仏閣ではなく博物館に
文化庁地域文化創生本部設置記念式典に先立って、京都にある国立文化施設である国立京都博物館と国立京都近代美術館、そして京都精華大学の国際マンガミュージアムの3館を視察させて頂きました。
京都国立博物館では、佐々木館長、栗原副館長、山本学芸部長にお話を聞きました。
公式ウェブ http://www.kyohaku.go.jp/jp/
神社仏閣など長い歴史に裏打ちされた文化資源が豊富な京都では、当然神社仏閣に多くの人が訪れています。しかしながら、実際のところ本物の文化財は保存や管理状態を危惧して、専門家がおり施設が整った博物館で保管してもらっている事例が多いとのことでした。神社仏閣にはレプリカが置かれている例が多いとか・・・。神社仏閣とともに、博物館に足を運ぶ必要がありそうです。3月からは、週末の金曜日と土曜日は夜8時まで開館時間を延長することにしています。ぜひ多くの方足を運んでほしいものです。
京都国立博物館の重要文化財の旧館は、耐震補強整備となり、10年間で100億円かかるとのことで、予算確保が大変とのこと。2年後の平成31年2019年9月には、「第25回世界博物館大会」が我が国で初めて京都で開催するとのことで、京都市内にある200、全国5,700余りの博物館・美術館等の力を結集して、成功させたいと意気込んでいました。
詳細は http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/06/1358562.htm
明日から始まる、安土桃山時代の龍の画で有名な「海北友松(かいほうゆうしょう)展」を鑑賞させて頂きました。龍の画は一見の価値ありです。ぜひ多くの方に観て頂きたいと思います。
●京都の文化集積地区 岡崎
国立京都博物館から国立京都近代美術館へ向かいます。途中、文化庁の京都拠点である開設間もない地域文化創生本部前を通過しました。東山の観光地の真ん中にあり、真新しい看板が掲げてありました。
京都国立近代美術館では、柳原館長、平井主任研究員、松山総務課長と意見交換をさせて頂きました。
公式ウェブ http://www.momak.go.jp/
京都国立近代美術館は、京都の岡崎地区にあり、平安神宮、京都市美術館、図書館等の文化関係施設が集積したところです。元々この場所は、明治28(1895)年に開催された内国勧業博覧会の跡地だそうです。桜の花が施設を囲むように咲いており、大変綺麗です。
京都岡崎コンシェルジュ http://www.kyoto-okazaki.jp/
京近美も、京博とともに、週末の金と土曜日は夜8時まで開館を延長し始めています。まだ定着には時間がかかるとのことでした。文化関連施設が集積した岡崎地区ならではの試みを取り組みたいとのことでした。
企画展として、孤高の抽象画家である山田正亮(やまだ・まさあき 1929-2010)展を鑑賞させて頂きました。ストライプの画面で知られる彼の画業を網羅した、初の本格的回顧展であり、5,000点近い作品から選りすぐった主要作200点超を、初公開の制作ノート群とともにご紹介されていました。こちらもぜひご覧ください。
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2016/418.html
●京都国際マンガミュージアム
その後、京都国際マンガミュージアムを視察させて頂きました。
公式ウェブ https://www.kyotomm.jp/
このミュージアムは、京都市と京都精華大学の共同事業であり、京都市の門川市長、上田産業観光局長、原田産業振興室担当部長ら、また京都精華大学の赤坂理事長、京都国際マンガミュージアム山元事務局長、アドバイザーの桶田弁護士らと意見交換をさせて頂きました。
この場所は、元々龍池(たついけ)小学校であり、昭和初期の地下1階、地上3階の文化庁の登録有形文化財にも指定されています。京都市内の中心部の空洞化にともない、近隣4小学校と統合されてしまい、閉校となってしまいました。この場所に、京都市と京都精華大学が共同で、京都国際マンガミュージアムを設立したのでした。ただし、今でも龍池小学校の校長室が保存され、歴史記念室が設置されていました。また、地域の集会所とても引続き活用されていました。学校の本館、北館、講堂・体育館をそのまま使用して、マンガの常設展示、企画展示、ミュージアムショップ、カフェが設置されています。校庭には人口芝が張られて、寛ぐことができます。国内外から子供から大人まで大勢の来館者で大変賑わっていました。
赤坂理事長は、世界の中でマンガ研究の一大拠点となってきていますが、国のさらなる支援を望みたいとのことでした。
門川京都市長は、文化庁の京都移転もあり、ぜひここを拠点に新産業を興したいと熱弁をふるっていました。
ぜひ京都に来る際には、マンガミュージアムにもお越し頂ければと存じます。
夜は、文化庁地域文化創生本部設置記念式典に出席して、新幹線で京都から東京へ戻りました。
私は、我が国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、日々全身全霊で取組みます。
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●憲法改正へ!櫻井よしこ山梨講演会 参加者募集中
日時:平成29年4月13日(木)午後5時開場 午後5時30分開会
会場:コラニー文化ホール http://www.yamanashi-kbh.jp/map.php
〒400-0033 山梨県甲府市寿町26-1
主催:美しい日本の憲法をつくる山梨県民の会、自民党山梨県連等
詳細:http://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12258022245.html
●「チームクロシオ」の世界一への挑戦を応援しよう!
無人探査ロボットで東京ドーム1万個分の海底地図を描く国際競技会に参加
ブログはこちら http://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12254652058.html
5.26まで寄付はこちら https://academist-cf.com/projects/?id=41
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●動画 日本文化チャンネル桜「日いづる国より」
中山恭子参議院議員と対談しています。ぜひご覧ください。
12月16日「朝鮮問題とテロ対策」 https://youtu.be/S86-PS8cpAs
12月23日「憲法と天皇・象徴制と自由意志」 https://youtu.be/CS_fHD6f-RI
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●4・14熊本地震
熊本地震の被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/saigai/kumamoto_hisai.html
●3・11東日本大震災
東日本大震災で被災された皆様への支援制度情報等
http://www.kantei.go.jp/saigai/
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●自民党党員募集
自民党では党員を募集しております。2年以上党歴のある方には、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。
●赤池まさあき後援会入会案内
後援会入会希望の方はこちらへ
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