2月16日(木)の自民党会合

 

20カ国・地域(G20)外相会合出席のため、訪独中の岸田文雄外相は、2月17日ボンで韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と会談しました。岸田外相は、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像について「極めて遺憾だ」と述べて撤去を強く求め、尹氏は慰安婦像設置は不適切だとした上で、「可能な限り、最大限の努力を引き続き行っていく」と説明したとのことです。

http://www.sankei.com/politics/news/170218/plt1702180004-n1.html

 

日韓合意にそって、韓国政府がどのように努力しているのか、その内容を明らかにしてほしいものです。

 

●歴史戦の実態

 

2月16日(木)に、自民党本部で国際情報検討委員会・外交部会・日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会の合同会議が開催され、私も出席しました。

 

会合では、「豪州における慰安婦問題をめぐる動向」について、山岡哲秀Australia-Japan Community Network代表から、「海外日本人子女に対するいじめの実態」について、高橋史朗明星大学教授から、話を聞きました。

 

会合の内容については、既に産経新聞が報道しています。

「「慰安婦像で在外邦人の子供がいじめ」 

自民党会合で「慰安婦像放置」の政府に注文が相次ぐ 

対外発信の充実を求める意見も」

http://www.sankei.com/politics/news/170216/plt1702160017-n1.html

 

海外各地で、慰安婦を象徴するという少女らしき像が設置され、それによって、在外邦人の子女が陰湿ないじめに遭っているという由々しき問題が起きています。その原因は、我が国の政府が「慰安婦問題」で歴史的事実を明らかにせず、それを認め、謝罪し、賠償までしているという誤解が世界に広がっていることです。海外子女のいじめ問題では、外務省が調査しても、いじめの実態が把握できず、対策ができていないことが会合で指摘されました。

 

●歴史の事実は?

 

 外務省は、いわゆる「慰安婦問題」について、次のような見解を公表しています。

 「日本政府としては、慰安婦問題が多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であると認識しています。政府は、これまで官房長官談話や総理の手紙の発出等で、慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からお詫びと反省の気持ちを申し上げてきました。」

外務省「歴史問題Q&A」 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/

 

 外務省は、お詫びをしていても、慰安婦に関する歴史の事実を明らかにしていないのです。

 

そこで、私は会合で外務省に対して、慰安婦問題の歴史的事実をどう認識しているのか、それを明らかにして、公表すべきだと発言しました。後日、外務省は資料を持参するとのことですので、改めて報告したいと思います。

 

●反日像の実態と対策は?

 

 さらに、世界各地で建てられている慰安婦を象徴するという少女像らしき反日像の実態と外務省の対策、在外邦人との連携状況等についても、公表すべきだと発言しました。

 

これに対しても、外務省は後日資料を提出すると約束してくれました。

 

●在外邦人子女のいじめ対策を強化

 

 外務省は、在外邦人のいじめ問題について、識者の指摘通り、在外公館に指示して調査を実施しましたが、いじめ事案を把握できませんでした。ただし、それで終わりにしたわけでなく、在外公館に相談窓口を設け、文部科学省と連携して、民間の専門家を派遣したり、来月にも教育講演会を開催して、いじめがあるという前提で実情把握と支援を行いたいとのことでした。

 

いじめ事案は、国内においても、把握が難しい問題です。そこで、いじめ対策の法律を制定して、いじめはいじめをされたという被害者の意識をもっていじめとするという定義や、いじめは必ずあるもので、いじめがない学校が良い学校ではなく、初期いじめを積極的に先生が認知して組織的に対応する学校が良い学校、いじめの認知件数が多い学校がいじめ対策が進んでいる良い学校であるということで、対策を進めています。それでも、いじめの事件は続いています。

 

国内対策と同様に、海外においても、外務省と文科省がさらなる連携を強化し、民主導で、訪問型の対策を外務省に要望しました。

 

今後も、順次報告をして、我が国の名誉を守り、歴史戦に勝ち抜きたいと思います。

 

 

私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、日々全身全霊で取組みます。 

 

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●動画 日本文化チャンネル桜「日いづる国より」 

 

 中山恭子参議院議員と対談しています。ぜひご覧ください。

12月16日「朝鮮問題とテロ対策」 https://youtu.be/S86-PS8cpAs

12月23日「憲法と天皇・象徴制と自由意志」 https://youtu.be/CS_fHD6f-RI

 

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●熊本大地震の被災者支援を

 

熊本地震の被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/saigai/kumamoto_hisai.html

 

●東日本大震災

 

 東日本大震災で被災された皆様への支援制度情報等

 http://www.kantei.go.jp/saigai/

 

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●自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。2年以上党歴のある方には、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

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