崇仁親王殿下におかれましては、本日10月27日に100歳で薨去(こうきょ)されたとの報に接しました。謹んで哀悼の誠を捧げたいと存じます。

 

 宮内庁 三笠宮家のご活動

 http://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/05/activity05.html

 

●内閣総理大臣謹話

 

 安倍総理は、次のような謹話を出されています。

 

 「三笠宮崇仁親王殿下の御訃報に接し、悲しみの念に堪えません。

殿下には、大正天皇の御四男としてお生まれになり、昭和時代からの長きにわたり、御兄君昭和天皇及び今上陛下を助けられ、国の平和と国民の福祉のために貢献してこられました。殊に国際親善やスポーツ、レクリエーション、芸術、文化、医療、福祉等幅広い分野にわたり、皇族として、重要な役割を果たされ、各種の記念式典や大会に御臨席の際には関係者を励まされるなど、国民と親しく接せられました。

 また、殿下は、古代オリエント史の研究者としても著名であられました。

 殿下は、お年を召されてからは、静かな日々をお健やかにお過ごしになり、昨年には、百寿をお迎えになりました。国民は、殿下の一層の御長寿を願っておりましたところ、思いもむなしく薨去されましたことは、誠に哀惜に堪えません。

 皇室を始め御近親の方々の深いお悲しみを拝察申し上げ、ここに、国民と共に慎んで心から哀悼の意を表します。」

 http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/discource/20161027kinwa.html