スポーツ庁予算

 

トリプル台風(91011)が列島全体を襲っています。北海道では被害が出ており、これから関東東海地方では台風上陸が予想されます。各地で十分注意をして頂ければと存じます。

 

17日間の熱戦を展開した「第31回オリンピック競技大会リオジャネイロ2016」が閉幕を迎えました。史上最多の205カ国・地域が参加し、11千人を超える選手が28競技306種目、熱くて感動的な試合が展開されました。わが国からは、国外開催で史上2番目の338選手が出場しました。選手や関係者の方々には、敬意を表したいと存じます。大変お疲れ様でした。

 

わが国の選手団は、大活躍して、前回最高だったロンドン大会を超えて、金⒓、銀8、銅21の計41個のメダルを獲得し、世界第6位の成績を残しました。メダル獲得数を国別で言うと、①米、②英、③中、④露、⑤独、⑥日、⑦仏、⑧韓、⑨豪、⑩伊となります。メダルの成績が全てではないとはいえ、チャンピオンを目指す競技スポーツの世界ですから、当然1番を目指して長年鍛錬を積み、大会で一番良い成績を残すことは、スポーツの素晴らしさを、本人はもちろん、関係者や全ての人に分かち合うことに繋がる意義ある行為だと思います。

 

●国の支援強化

 

その躍進の要因は、本人や指導者、関係団体の並々ならない長年の努力が第一なのですが、国の少なからずのサポートも確実に役立ったと思います。

 

スポーツとは、体育であり、教育の一環であり、個人のものであって、国が正面から支援するものではないというのが長年の通念でした。平成10年にスポーツ振興のための財源確保策としてスポーツ振興くじ(toto)の法律が制定され、平成14年から助成が始まりました。その後、平成23年になって、ようやくスポーツ基本法が制定されました。

 

「スポーツ選手の不断の努力は、人間の可能性の極限を追求する有意義な営みであり、こうした努力に基づく国際競技大会における日本人選手の活躍は、国民に誇りと喜び、夢と感動を与え、国民のスポーツへの関心を高めるものである。これらを通じて、スポーツは、我が国社会に活力を生み出し、国民経済の発展に広く寄与するものである。また、スポーツの国際的な交流や貢献が、国際相互理解を促進し、国際平和に大きく貢献するなど、スポーツは、我が国の国際的地位の向上にも極めて重要な役割を果たすものである。」とスポーツ基本法に明確に位置づけられ、財政支援が強化されました。

 

平成24年の五輪ロンドン大会では、選手団のためにマルチサポートセンターが設置され、心技体のサポートを現地で実施したことにより、過去最高のメダル獲得に効果を発揮しました。そして、昨年10月にはスポーツ庁が設置されたこともあり、今年度予算はさらに拡充し、324億円(前年度予算額34億円増)が計上されています。五輪関係予算は次のようなものです。

 

【2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等に向けた競技力向上】137億円

(1)各競技団体を支援する競技力向上事業 87億円

(2)ハイパフォーマンスサポート・センター設置等のサポート事業35億円

(3)ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業 9億円

(4)ナショナルトレーニングセンターの拡充のための実施設計事業 2億円

(5)女性アスリートの育成・支援プロジェクト 3.8億円

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2016/01/08/1365891_1.pdf

 

各競技団体への支援はもちろん、前回のロンドン五輪大会に続いて、今回も「ハイパフォーマンスサポート・センター」を設置して、選手団の心技体の支援に努めました。その成果が出たのではないかと思います。

「競泳・松田丈志、日本人選手のサポートセンター紹介「最高!」」

http://cyclestyle.net/article/2016/07/31/39036.html

 

 

●課題は? 五輪東京大会に繋げ、五輪の成果を国中へ

 

 今後の課題は、4年後の「五輪東京大会2020」に向けて、各競技力を上げて、金メダルをさらに獲得(JOCは20から33個、世界3)するために、どのように繋げていくかということです。そして、五輪大会で得た成果、スポーツの素晴らしさや知見を国中に広げることも重要です。そのための総合型地域スポーツクラブのさらなる普及や活性化等によって、スポーツ参加率を上げ、健康寿命の延伸に寄与することができるかも課題です。

 

 リオでのオリンピック大会は閉幕しましたが、パラリンピック大会が、97日から18日まで開催されます。引続き応援したいと思います。

 

今後も「国づくり、地域づくりは、人づくから」をモットーに、全身全霊で頑張ります。

 

…………………………………………………………………………………

 

●熊本大地震の被災者支援を

 

熊本地震の被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/saigai/kumamoto_hisai.html

 

 自民党本部でも義援金を募集し、ご協力を頂き、3千万円以上を赤十字を通じて、被災地支援に役立てています。

 https://www.jimin.jp/news/activities/132008.html

 

…………………………………………………………………………………

 

●自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。2年以上党歴のある方には、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

…………………………………………………………………………………

 

●多くの人に知ってもらいたいので、ぜひクリックをお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?797820:1510

http://politics.blogmura.com/

 

フェイスブックからはご意見を書き込むことができます。

http://www.facebook.com/akaike.masaaki