故堀内光雄元通産相のお別れ会 18歳以上の選挙権付与の影響

6月15日(水)は、山梨と東京を往復しました。

●故堀内光雄元通産大臣のお別れ会

山梨では、富士山を望むハイランドリゾートホテルで、地元選出で、86歳でお亡くなりになった堀内光雄元通産大臣のお別れ会がありました。大勢の方々が故人を偲んでいました。

光雄先生は、堀内のりこ衆議院議員の義父であり、富士急行の3代目、そして衆議院議員としても祖父、父に継いで3代目でした。御子息の光一郎社長が答礼に立っていました。故光雄先生は、自民党政策グループ「宏池会」(池田勇人-大平正芳-鈴木善幸-宇野宗佑-宮澤喜一-加藤紘一等の系統で、現在の会長は岸田文雄外相)の重鎮であり、古賀誠元自民党幹事長、林芳正元農水大臣が、光一郎社長とともに、答礼に立っていました。自民党の政策グループ、いわゆる「派閥」は、政治家を育て、政治活動をともにし、総理総裁を出し、そして引退後も亡くなるまで面倒を見るという「運命共同体」の伝統持っています。そのことを目の当たりにしました。

個人の顔写真が掲げられた祭壇に、白い菊の花を捧げ、郷土の大先輩である堀内光雄先生の御霊の平安を祈念させて頂きました。

　http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20160615-OYTNT50115.html

●18歳選挙権の影響

午後から、上京し、全国専修学校各種学校総連合会の理事会・総会で、次のような挨拶をしました。

今回の参院選から18歳19歳240万人に選挙権が付与されます。既に、18歳以上への選挙権付与の効果が出始めています。先の国会において各政党ともに、教育費の負担軽減や給付型奨学金の導入など、若者支援を訴え、そして今回の参院選の公約の中心にも同様の政策が掲げられています。専門学校の先生方には、そのことを生徒に伝えて頂き、一人でも多くの若者に、政治に関心を持ってもらい、投票をしてほしいとお願いをさせて頂きました。

「シルバーデモクラシー」と呼ばれる年齢が上がれば上がるほど、投票率も高く、その結果高齢者の意向が政治に反映されやすいという政治からの脱却を目指して、18歳以上の若い方々が政治に関心を持ち、投票行動を起こして頂くことを期待しています。

…………………………………………………………………………………

●熊本大地震の被災者支援を

熊本地震の余震はいまだ続いており、被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/saigai/kumamoto_hisai.html

　自民党本部でも義援金募集を始めています。ご協力をお願い申し上げます。

　https://www.jimin.jp/news/activities/132008.html

…………………………………………………………………………………

●第24回参議院通常選挙　6月22日公示　7月10日投開票

　第24回参議院通常選挙が、6月22日公示、7月10日投開票で実施されます。18歳と19歳の方240万人に初めて選挙権が付与されます。選挙区は都道府県ごと45で、島根県と鳥取県、徳島県と高知県が初めて合区となります。定数は73、全国比例区の定数は48、計116議席を巡る戦いです。