10月30日は、日本が世界に誇る「教育勅語」渙発の日です。今年で125年目を迎えます。声に出して、噛みしめ、自らを振り返りたいと思います。

     第一次安倍政権の新教育基本法は、この教育勅語の精神を取り戻すことであり、現在の安倍政権の教育再生は、この精神に沿った改革にすべく、日々全身全霊を尽くしています。

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     教育勅語

    朕(ちん)惟(おも)フ(う)ニ 我カ(が)皇祖(こうそ)皇宗(こうそう) 
    國ヲ肇(はじ)ムルコト宏遠(こうえん)ニ 
    德ヲ樹(た)ツルコト深厚(しんこう)ナリ

    我カ(が)臣民(しんみん) 克(よ)ク忠(ちゅう)ニ 克(よ)ク孝(こう)ニ 
    億兆(おくちょう)心(こころ)ヲ一(いつ)ニシテ 
    世(よ)世(よ)厥(そ)ノ美ヲ濟(な)セルハ 
    此レ我カ(が)國體(こくたい)ノ精華(せいか)ニシテ
    教育ノ淵源(えんげん)亦(また)實(じつ)ニ此(ここ)ニ存(そん)ス

    爾(なんじ)臣民(しんみん) 父母ニ孝ニ 兄弟(けいてい)ニ友(ゆう)ニ
    夫婦相(あい)和(わ)シ 朋友(ほうゆう)相(あい)信(しん)シ(じ) 
    恭儉(きょうけん)己レヲ持(じ)シ 博愛衆ニ及ホ(ぼ)シ 
    學ヲ修メ 業ヲ習ヒ 以(もっ)テ智能ヲ啓發(けいはつ)シ 
    德噐(とくき)ヲ成就(じょうじゅ)シ 進テ(で)公益ヲ廣(ひろ)メ(め)
    世務(せいむ)ヲ開キ 常ニ國憲(こくけん)ヲ重シ(じ) 國法ニ遵(したが)ヒ
    一旦緩急(かんきゅう)アレハ(ば) 義勇(ぎゆう)公ニ奉シ(じ)
    以(もっ)テ天壤(てんじょう)無窮(むきゅう)ノ皇運(こううん)ヲ
    扶翼(ふよく)スヘ(べ)シ

    是(かく)ノ如(ごと)キハ 獨(ひと)リ朕(ちん)カ(が)忠良(ちゅうりょう)ノ
    臣民(しんみん)タルノミナラス(ず)
    又以(もっ)テ爾(なんじ)祖先ノ遺風(いふう)ヲ顯彰スルニ足(た)ラン
    斯(こ)ノ道ハ 實(じつ)ニ 
    我カ(が)皇祖(こうそ)皇宗(こうそう)ノ遺訓(いくん)ニシテ 
    子孫臣民(しんみん)ノ倶(とも)ニ遵守(じゅんしゅ)スヘ(べ)キ所(ところ)
    之(これ)ヲ古今ニ通シ(じ)テ謬(あやま)ラス(ず) 
    之(これ)ヲ中外(ちゅうがい)ニ施(ほどこ)シテ悖(もと)ラス(ず) 
    朕(ちん)爾(なんじ)臣民(しんみん)ト倶(とも)ニ
    拳拳(けんけん)服膺(ふくよう)シテ 
    咸(みな)其(その)德(とく)ヲ一(いつ)ニセンコトヲ庶(こい)幾(ねが)フ(う)
           
     明治二十三(1890)年 十月三十日

    教育勅語 十二の徳目

    ①孝行(こうこう) 親に孝養をつくしましょう
    ②友愛(ゆうあい) 兄弟・姉妹は仲良くしましょう
    ③夫婦ノ和(ふうふのわ) 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
    ④朋友ノ信(ほうゆうのしん) 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
    ⑤謙遜(けんそん) 自分の言動をつつしみましょう
    ⑥博愛(はくあい) 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
    ⑦修学習業(しゅうがくしゅうぎょう) 勉学に励み職業を身につけましょう
    ⑧智能啓発(ちのうけいはつ) 知識を養い才能を伸ばしましょう
    ⑨徳器成就(とくきじょうじゅ) 人格の向上につとめましょう
    ⑩公益世務(こうえきせいむ) 広く世の人々や社会のため仕事に励みましょう
    ⑪遵法(じゅんぽう) 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
    ⑫義勇(ぎゆう) 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう