●多くの人に知ってもらいたいので、ぜひクリックをお願いいたします。

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424()に、文化庁の新規事業「日本遺産」に18件が認定されました。「日本遺産」については、以前も書きました。

http://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-11990936910.html

 

地域の文化財の利活用を進め、地方創生につなげようというもので、地方自治体が立案する文化的な物語を、文化庁が認定するものです。初年度は、83(40都府県238市町村)から提案を頂き、専門家の審査によって、18件が選定されました。あわせて、日本遺産のロゴマークも発表されました。

詳細はこちらへ

http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2015042401.pdf

 

●日本遺産 18

 

 日本遺産に認定された18件の物語を見てみると、今まであまり知られていない内容もあり、大変興味をそそります。ぜひ訪問したいとの好奇心がかきたてられます。そして、日本各地の歴史、伝統、文化を改めて実感することができ、そのすばらしさに感嘆します。世界遺産もいいですが、日本遺産もいいなあと思いました。以下、文化庁の発表資料を転載し、ご紹介いたします。

 

1茨城県水戸市・栃木県足利市・岡山県備前市・大分県日田市

「近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-」

旧弘道館・足利学校跡・旧閑谷学校・咸宜園跡をはじめ、我が国の近世の藩校や私塾等が、明治維新以降のいち早い近代化の原動力となり、現代においても、学問・教育に力を入れ、礼節を重んじる日本人の国民性として受け継がれている。

 http://www.city.mito.lg.jp/000271/000273/000294/001005/002519/p005170.html

 

2群馬県(桐生市、甘楽町、中之条町、片品村)

「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」

 古くから絹産業の盛んな上州では、女性が養蚕・ 製糸・織物で家計を支え、近代になると、製糸工女や織手としてますます女性が活躍した。夫()たち は、おれの「かかあは天下一」と呼び、これが「か かあ天下」として上州名物になるとともに、現代で は内に外に活躍する女性像の代名詞ともなっている。「かかあ」たちの夢や情熱が詰まった養蚕の家々 や織物の工場(こうば)を訪ねることで、日本経済を、まさに天下を支えた日本の女性たちの姿が見えてくる。

 http://worldheritage.pref.gunma.jp/wp/wp-content/uploads/2015/04/e85cf2fe2224ccc1d260d2739cb5fdd01.pdf

 

3 富山県 高岡市

「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡 -人、技、心-」

高岡は商工業で発展し、町民によって文化が興り受け継がれてきた都市である。 高岡城が廃城となり、繁栄が危ぶまれたところで加賀藩は商工本位の町への転換 政策を実施し、浮足立つ町民に活を入れた。鋳物や漆工などの独自生産力を高め る一方、穀倉地帯を控え、米などの物資を運ぶ良港を持ち、米や綿、肥料などの 取引拠点として高岡は「加賀藩の台所」と呼ばれる程の隆盛を極める。町民は、  固有の祭礼など、地域にその富を還元し、町民自身が担う文化を形成した。純然たる町民の町として発展し続け、現在でも町割り、街道筋、町並み、生業や伝統行事などに、高岡町民の歩みが色濃く残されている。

http://mikurumayama-kaikan.jp/

 

4 石川県(七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町)

「灯(あか)り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」

 日本海文化の交流拠点である能登半島は独自の文化を育み、数多くの祭礼が行われてきた。その白眉はキリコ祭りと総称される灯籠神事。夏、約200地区で行われ、能登を照らし出す。日本の原風景である素朴な農漁村で神輿とともに、最大で2トン、高さ15mのキリコを担ぎ上げ、激しく練り回る。祇園信仰や夏越しの神事から発生した祭礼が、地区同士でその威勢を競い合う中で独特な発展をし、そしてこれほどまでに灯籠神事が集積をした地域は唯一無二。夏、能登を旅すればキリコ祭りに必ず巡り会えると言っても過言ではなく、それは神々に巡り会う旅ともなる。

 http://www.notokiriko.jp/index.html

 

5 福井県(小浜市、若狭町)

「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~」

 若狭は、古代から「御食国」(みけつくに)として塩や海産物など豊富な食材を都に運び、都の食文化を支えてきた地である。また、大陸からつながる海の道と都へ とつながる陸の道が結節する最大の拠点となった地であり、古代から続く往来の 歴史の中で、街道沿いには港、城下町、宿場町が栄え、また往来によりもたらされ た祭礼、芸能、仏教文化が街道沿いから 農漁村にまで広く伝播し、独自の発展を遂げた。近年「鯖街道」と呼ばれるこの街道群沿いには、往時の賑わいを伝える町並みとともに、豊かな自然や、受け継がれてきた食や祭礼など様々な文化が今も息づいている。

 http://kumagawa-juku.com/

 

6 岐阜県 岐阜市

「「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜」

 戦国時代、岐阜城を拠点に天下統一を目指した織田信長。彼は戦いを進める一方、城内に「地上の楽園」と称される宮殿を建設、軍事施設である城に「魅せる」という独創性を加え、城下一帯を最高のおもてなし空間としてまとめあげる。自然景観を活かした城内外の眺望や長良川での鵜飼観覧による接待。冷徹なイメージを覆すような信長のおもてなしは、宣教師ルイス・フロイスら世界の賓客をも魅了した。信長が形作った城・町・川文化は城としての役割を終えた後も受け継がれ、現在の岐阜の町に息づいている。

 http://www.gifucvb.or.jp/ 

 

7 三重県 明和町

「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」

古代から中世にわたり、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」(さいおう)は、皇女として生まれながら、都から離れた伊 勢の地で、人と神との架け橋として、国の平安と繁栄を願い、神への祈りを捧げる日々を送った。斎王の宮殿である斎宮(さいぐう)は、伊勢神宮領の入口に位置し、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われている。地元の人々によって神聖な土地として守り続けられてきた斎宮跡一帯は、日本で斎宮が存在した唯一の場所として、皇女の祈りの精神を今日に伝えている。

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/ 

 

8 滋賀県(大津市、彦根市、近江八幡市、高島市、東近江市、米原市)

「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」

 穢れを除き、病を癒すものとして祀られてきた水。仏教の普及とともに東方にあっては、瑠璃色に輝く「水の浄土」の教主・薬師如来が広く信仰されてきた。琵琶湖では、「水の浄土」を臨んで多くの寺社が建立され、今日も多くの人々を惹きつけている。また、くらしには、山から水を引いた古式水道や湧き水を使いながら汚さないルールが伝わっている。湖辺の集落や湖中の島では、米と魚を活用した鮒ずしなどの独自の食文化やエリなどの漁法が育まれた。多くの生き物を育む水郷や水辺の景観は、芸術や庭園に取り上げられてきたが、近年では、水と人の営みが調和し た文化的景観として、多くの現代人をひきつけている。ここには、日本人の高度な「水の文化」の歴史が集積されている。

 http://www.biwako-visitors.jp/

 

9 京都府(宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、宇治田原町、和束町、

南山城村)

「日本茶800年の歴史散歩」

お茶が中国から日本に伝えられて以降、京都・南山城は、お茶の生産技術を向上 させ、茶の湯に使用される「抹茶」、今日広く飲まれている「煎茶」、高級茶として世界的に広く知られる「玉露」を生み出した。この地域は、約800年間にわたり最高級の多種多様なお茶を作り続け、日本の特徴的文化である茶道など、我が国の喫茶文化の展開を生産、製茶面からリードし、発展をとげてきた歴史と、その発展段階毎の景観を残しつつ今に伝える独特で美しい茶畑、茶問屋、茶まつりなどの代表例が優良な状態で揃って残っている唯一の場所である。

http://www.kyocha.or.jp/ 

 

 

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