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 10月13日(日)午後1時から3時まで、山梨県立図書館1階ホールにおいて、第1回親守詩山梨県大会・表彰式が開催されました。主催は、山梨県内の小中学校の先生や甲府青年会議所を中心とした実行委員会です。私も出席し挨拶をし、そして表彰式ではプレゼンターを務めさせて頂きました。

  

●親守詩とは

 親守詩とは、子守唄に対して、子供が親を思って唄う「五・七・五」や「五・七・五・七・七」の川柳や短歌、またはエッセイのことです。これは、高橋史郎明星大学教授が提唱した「親学」の一環であり、家庭教育を充実させる具体的方法です。高橋先生とは、25年前から知り合いで、日頃からご指導を頂いております。今回、大会が山梨で開催されるに当たり、微力ですが私も支援をさせて頂きました。県内の幼保少中の子供たちから1千句以上の応募がありました。

  最優秀賞は「おかえりと ほっとするんだ 母の声(子) 君のただいま 我が家の灯り(母)」

 実際、壇上で親子が発表すると、親子の絆を感じ、会場はとても温かい雰囲気に包まれました。

 

●模擬授業と講演

 表彰式の前には、現職の小学校教諭による親子の絆を学ぶ模擬授業も行われました。発明王エジソン、フィギャアスケートの浅田真央選手、プロサッカーの長友佑都選手を教材にして、短い時間ですが分かりやすい授業でした。

  また、明石要一千葉大学名誉教授の講演もありました。明石先生は、母親と父親の役割、家庭を充実させるために具体的方法を話してくれました。母親は生まれながらの親(生物学的親)であり、柔らかく温かいつ包み込む存在です。父親は社会が親として認められて親になるのであって(社会学的親)、中々親になりきれないので、法的に支える必要があり、家庭の安全安心を守り、判定する存在だと言います。家庭を充実させるためには、晩酌文化を復活させることが大事であり、教育再生には、家風(家紋、家訓、家自慢)、校風(校訓、校章・校歌の意味)、地域色(四季の町自慢)をつくることが重要だとの結論でした。

 講演後に、明石先生と直接お話をさせて頂きました。先生から著書も頂きました。

 12名のトップアスリートはじめ5千人の調査によって、いかに発達段階に応じた体験が人生を有意義なものにしているかが科学的に証明されており、体験の重要性を力説しておりました。

 明石要一著『ガリ勉じゃなかった人はなぜ高学歴・高収入・異性にモテるのか』講談社+α新書

 

● 家庭教育、体験活動の支援策とは

 全国学力テストに結果でも、学力の高い子供は体力もあり、生活習慣がしっかりしており、生活習慣を決める家庭がいかに大事かが証明されています。

 第1次安倍内閣によって、教育基本法が改正され、「家庭教育」が明記されました。文部科学省では、家庭教育、体験活動の支援ということで予算が組まれていますが、とても十分とは言えません。来年度から土曜日を活用する事業も始まります。先駆けて、熊本県では「くまもと家庭教育支援条例」が制定されて、取り組みが始まっています。

 学力、体力、規範力の基盤は家庭です。家庭教育支援にもしっかり取り組みたいと思います。

 

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