刺さったトゲは、抜かないと血管に入って心臓に刺さって死んでしまう!?
先日、患者さんと話していたらこのようなことを聞いてこられました。[患者さん]昔からある話なのですが、「刺さったトゲは、抜かないと血管に入って心臓に刺さって死んでしまう」というのは本当ですか?昔からそんな話はあったけな?と思いながらも・・・。答えを先に言うと「ウソ」刺さったトゲが長ければ血管に刺さり、深く刺さったトゲなら出血しますが、放置することで、どんどん奥に入り込んでいくというのはありえません。ましてや、血管に入って最後には心臓に達して死んでしまうというのは無いのでご安心を!※注意しないといけないのは化膿や感染です。人間のカラダのメカニズムは大変優れています。トゲのような異物が皮膚に入っても、カラダは異物と認識して外に出そうという作用が働きます。トゲは刺さっているとチクチクしたり、違和感があったりするので可能な限り抜き取ることは大事です。しかしトゲを取りそこねても、最終的に刺さった所が膿んで膿とともに自然と外に排出されます。そういえば私の痛い過去を思いだしました。素足で海にいる「ウニ」を思いっきり踏んでしまったことが…。その時は日本海で海水浴!気分も高ぶりサンダルも履かずに素足で岩場などを歩いたり、今考えると無茶をし過ぎたようです。「ウニ」なのでさったトゲの量は15本以上でした。ピンセットで抜くも、ウニのトゲは崩れやすいので抜けません。ほとんど取り残してしまいました。でも、この時のトゲも数日で排出され、抜けましたが、ケガをした場合は適切な対処が必要です。これからの季節は、アウトドアによるケガが起きやすくなると思います。手の場合なら「軍手」足の場合なら「靴・サンダル」といった具合にしっかりと養生してください。