3月11日~12日 7名のカレッジ生全員参加で初めての一泊研修旅行を引率、無事に全行程を終了して帰ってきました。
故郷・熊本県上天草市へのUターン就職を目指す学生の存在を核に、こうした若者の受け入れを課題として人口増にむけた移住アドバイザーの仕事をする上天草市の臨時職員、吉田健吾さんが全面的にご協力下さったお陰で、大変、充実した2日間となりました。
今回、2日間ともご同行いただいた吉田さんには本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ご自身も宮崎出身でありながら上天草が好きになり、ご夫婦で移住して今のお仕事をするように。地道に上天草の魅力を紹介、人と人を繋げる活動をされていて、学生たちにも大変親身に、熱心に接してくださいました。
麻こころ茶屋(関東からの移住者が開く人気スポット)で昼食→
リゾテラス天草訪問→
若松屋旅館(老舗旅館で地元商店街の活性化を含め、吉田さんと町づくりにも関わっている)宿泊
2日目
若松屋旅館前バス乗車→上天草物産館さんぱーる→徒歩で江樋戸港より渡船乗船→湯島上陸
再び渡船で江樋戸港に戻り、バス乗車→三角駅→
観光列車「A列車で行こう!」に乗車→熊本
→再び列車を乗り継ぎ博多駅着19時45分
とにかくいろいろな方に会えた盛りだくさんな二日間でした。
そこに、その人がいるから会いたくなるし、住みたくもなる。
美しい景色や歴史、豊富な食材も大切なエッセンス、ですがやはり、最も大切なのは人!と確信しました。
見事な車内ガイドをしてくれたジャンボタクシーの荒木さん、埼玉から移住して素敵なカフェを開くご夫妻と、そこで働く吉田さんの奥さん、天草四郎観光協会の池田さん、上天草でセンスの良い物産館を展開している藍の村観光株式会社の櫻庭さん、料理自慢の宿を切り盛りする若松屋のご主人、息子に一目会おうと宿に駆けつけた谷永くんのお母さん、離島・湯島振興の立役者、緒方さんと漁師食堂のおかあさんの最高の笑顔!
また会いたくなる人の顔が次々と浮かぶ旅。その町で人と生きていくとはどういうことか、子供たちが夢を描き安心して暮らせる町とは?私自身も基本的なことからしみじみと考えさせられました。
学生たちにもきっとそれぞれに何か残るものがあったと思います。
その後の課題として、学生たち各自の視点で心に残ったことにフォーカスし、上天草プロモート用の一枚を作ってもらうことにしております。
湯島で目にした、緒方さん手作りの、思いのこもったパンフレットを見習って。完成の際には、またご紹介させていただきます。