先に言ってしまうと、赤穂亮選手
日本王者になりました( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ
ネットニュースや勝利者インタビューでも本人は反省しきりですが、どんな勝ち方でも、どんな内容でも勝ちは勝ち。
王者は王者。
バンタム級の日本王者は今現在、赤穂亮以外居ないんですよ。
KOしても、KO出来なくても世界という単語を口にする以上、その踏み台である日本王座決定戦です。
勝つことが最優先です!
まずは赤穂選手、本当におめでとうございます!!!
1R開始直後
手を合わせに来た田中選手に、赤穂選手は手を合わせずいきなり左フック、返しの右フックそして右アッパーをぶちこみます。
マナー違反
不意打ちだ
まぁ・・・言われても仕方ない行為でしょう。
しかしこれが彼の決意表明だったのではないでしょうか。
1R数秒で田中選手をマットに沈めてやる!!!
戦前から言い放っていた
「田中選手は眼中にない」
それを実証するべく、の攻撃だったと思います。
歓声混じりでざわつくホールを無視するように、延々と猛攻を仕掛け、余裕のパフォーマンスまで飛び出します。
1Rで決めてやる!!!
そう思っていたのは間違いないでしょう。
しかし田中選手もこの試合に賭けていたはずです。
そう容易く沈みませんでした。
そしてこの日の赤穂選手は、例えるなら「喧嘩ボクサー」と呼ばれていた頃のスタイルに戻っていました。
ジャブも撃たず、兎にも角にもフックとアッパー主体で振り回す振り回す。
全弾全力です。
しかしこれは日本王座決定戦。
相手は日本ランキング2位の紛れもない強者。
田中選手は被弾しつつも耐えに耐え、結局判定までもつれ込みます。
大差判定の圧勝ではありましたが、6R以降、赤穂選手もペースダウンしていました。
これじゃ世界は・・・。
その言葉は試合内容的には間違いないかもしれませんが、普段スパーリング動画などもいただくことがあります。
その動画では所謂"ボクシング"をしています。
縦横無尽にリング内を動き、パンチも多彩です。
何故、この大舞台で喧嘩ボクシングに戻したのか。
それは彼にしかわからない事ではありますが、「日本王座はこのスタイルで充分」
そう心の片隅で叫んでいる様にも見えました。
5R辺りでしたでしょうか。
余りにも左右のパンチがガンガン入っているのに田中選手が倒れないので、嫌な思いがよぎりました。
「タフなのは良いけど・・・レフェリー早く止めないと命に関わるんじゃないのか!?」
結果的に最終ラウンドまで一度も倒れる事もなかったのでダメージも深刻な物ではなかったのでしょうが、会場に響く炸裂音のようなパンチの音で多少怖かったです(;´∀`)
またこの試合、両者よく頭が当たってましたね・・。
20回越えてるんじゃないでしょうか、偶然のバッティング。
赤穂選手の悪癖とも言える頭当たったよ!という仕草もよくみました。
(「そんなアピールする暇あったら手出せよ!!!」というヤジを飛ばしたのは何を隠そう、後援会副会長さんですw)
この日はどうしても倒したいという気合がありありと見えており、空回りしちゃったなと私達も感じました。
が・・・空回りしても大差判定で日本王座奪取しちゃうんですよ、赤穂選手。
それって実は、物凄い事なんじゃ・・・。
いずれにしましても、赤穂選手、勝った試合なのに反省ばかりです。
反省しているという事は・・・
そうです、次戦更に強い赤穂亮を我々に見せてくれるという事です。
やはり期待しちゃいますよ、世界の二文字を。
本人食べ歩きブログを書いてるほど元気ですので、次戦も応援宜しくお願いします!