赤平大とはvol.7 裏日記 | 赤平大オフィシャルブログ「赤平大のありがとうございます」Powered by Ameba

赤平大とはvol.7 裏日記

私がテレビ東京でニュースキャスターをしていた時の取材記


08年6月に行った

「タンザニア編」vol.1 vol.2 vol.3 vol.4


さらに08年7月、屈辱の入院記

赤平日記には載せていない

「裏・赤平日記」vol.5 vol.6


怒涛の初手術、挫折編!!!



赤平大の『ありがとうございます!!』 -200904091335000.jpg


(入院中に2回見たDVD、08年度最高に好きな映画です エディー・マーフィーはやはり素晴らしい)







歩いて手術台に上った。



ドラマのイメージでは、ガラガラと車輪付きのベッドに乗せられて、意識が遠のくなか妻や恋人や子どもたちに心配そうに見送られる…


なんてことを想像していたのですが、なんてことはない、さらっと一人で歩いて手術台に横になりました。




心の中では、



「尿道に管だけは嫌だ!!!」


と、雄叫びを上げています。


あれは屈辱…


誰にも見られたくない姿。

vol.6 参照)




いろいろな計器や管を付けられたあと、横向きにされ上のほうの背骨のあたり(自分の手ではどうしても触れない背中の一部分、です…わかります?)そこに、「麻薬に似た成分の薬」を打たれます。




ここからは速いっ!!!




仰向けに戻され、両手を何かで縛られます。


…そんな気がします。





実はこのあたりから意識が遠のいてきて、記憶はあいまい。




「赤平さん~、麻酔しますね~ぇ~ぇ…・」


私「…ふぁい」



なんて声が聞こえたが、マスクタイプの麻酔なのか、血管注射の麻酔なのかわからない。




後日聞いた話では、意識が遠のく理由は、背中の「麻薬に似た薬」が効いているためだそうです。

これは痛み止めとか。





すぐに、麻酔が効き始めた。





私は手術前、

「麻酔されても、60秒は意識を保つぜっ!!!30秒はかなり余裕じゃない?」

と宣言していたので、時間を数えた。




私の心の声(…1、…2、…3)




すると突然!!!




天井がぐにゃぐにゃに歪み始めた!!!!!




「先生!!天井がぐにゃぐにゃになってますよ!!これ麻酔のせいですか?」


と言ったつもりだった。




実際に私の口が言った言葉は、




「ふぇんふぇ~、てぃんじょがぁ、ぐにゃぐにゃれすよおおおぉおお」


情けない口である。




「ぐにゃぐにゃぁあああ、ぐにゃぐにゃぁあああ…」






これか、私の断末魔だ。







赤平大の、麻酔を打たれてから意識を失うまでの忍耐時間。



結果…





4秒。





ブサイクまっさかりだ。







そして静かに、私の尿道には管が挿入された。

(らしい)








………

…「っかひらさん!あかひらさん!!赤平さん終わりましたよ~」


一瞬の出来事すぎて不思議。

あっという間に手術は終わっていた。

実際には1~2時間。

ここはドラマみたい(笑)




まだ麻酔が効いている私は、

「っていうか、何人でしゅじゅつしたんれすか?お医者様って医師不足でたいふぇんでしょ?看護師さんはなんれこの世界にはいろうとおもったんれすか~?ハードな仕事なのに十分な待遇をうけられれいのは、おかしいすよぉ~、看護師さんは聖人れすねぇ~」


女性看護師「赤平さん、わかったから!!」



…うっとおしい患者だ(恥)



麻酔が効いていると、思いもしない言葉が出るというが、私の場合は「医療の取材」だったようだ。

ワーカホリックな自分の象徴。




人によっては、浮気相手の名前を口にするらしいので、皆様ご注意を(笑)




そうして、「全裸真っ白ストッキング・尿道に管」男は、ドラマのように車輪付きベッドに乗せられ、ガラガラという音を残しながら病室へ戻ります。



男のプライドも、ガラガラという音とともに崩れ去っていました(涙)






次回、涙の術後編!!!


24時間の監視下で、男は涙した!!!