赤平大とはvol.6 裏日記
私がテレビ東京でニュースキャスターをしていた時の取材記
08年6月に行った
「タンザニア編」vol.1
vol.2
vol.3
vol.4
さらに08年7月、屈辱の入院記
赤平日記には載せていない
「裏・赤平日記」vol.5
怒涛の初手術、挫折編!!!
洞爺湖サミット取材を諦め、人生初の悔し涙を流した私は、すぐに慈恵医大へ入院。
一般病室がいっぱいだったので個室入院だったのですが、かなり心地よい。
で、入院して即、ドレーンというものぶち込まれます。
ドレーンというのは、左胸の皮膚の上からチューブを突き刺して、左肺に刺す。
肺の状態を整えるもの。
しかしこれが、とんでもない!!
肋骨の間をすり抜けていくのですが、チューブの太さが1~2センチくらい。
息を吸うたびにチューブが肋骨にあたって、激痛…
これが入院中24時間×4日間続きました。
眠れない、食べられない、息もできない。
でも手術さえすれば、楽になる!!
…はずもなかった(涙)
運命の手術当日。
前日からの絶飲食は18時間に及び、腹は減り唇は渇く。
若い女性看護師に
「じゃあ、全部脱いで、これを着てください」
と渡されたのは、
真っ白、タイトな、ストッキング…
全裸にストッキング。
左胸からは管が出て、点滴もしている。
病人だ。
が、全裸に真っ白ストッキング…
もはや、立派な変態ファッションだ。
全裸ストッキング男は、上から手術着をはおり、激痛と空腹でボケるゆとりもなく、歩いて手術室へ。
慈恵医大の医療体制はさすがです。
しっかりとした説明で安心感を与えるフォロー体制。
手術室でも全く不安なく、自分の足で手術ベッドに横になりました。
人生初の手術、初の全身麻酔です。
がっ!!!!!
私にはどうしても確認しなければならないことが。
私「あの…、目が覚めたら、あの、その… アレ刺さってますか???」
女性看護師「はい、尿道に管、入ってますよぉ~」
笑顔だ。
実は過去に一度だけ経験がありまして。
肉体的・精神的に、プライドも何もかもが震度6強の衝撃。
「尿道に管」
普通の医療行為なのだが、屈辱なのです…
私「あの…それ刺さないってわけにはいかないですか?」
女性看護師「刺しておいたほうが良いですよぉ~」
麻酔師「赤平さん、じゃあ麻酔しますよ~」
いよいよ、始まった!!!
次回、男のプライドが崩れ去る!!!
(笑)