目標が見える時、夢が描ける時っていいですね。
それに向かって頑張れるし
「こうなりたい」という自分の姿を想像して楽しむこともできる。
生きる起爆剤にもなり、毎日が楽しくなったりします。
でも、目標が見えなくなったり、夢が描けない時ってないですか？
「目標が見えない、分からない」
「夢が描けない」
「本当にやりたいことが見つからない」
ってどうなの？
いけないこと？
何か私が怠けてるってこと？
もっとしっかりと将来のことを考えなければならないの？
誰にでも「得意」があって「天職」があります。
これは間違いありません。
だけど。
うちに来られた方にはよくお話しすることですが
天職にいつ出会えるかは、人それぞれ違いますね。
たとえばスポーツ選手とかピアニストとか。
小さい頃から訓練が必要なことに才能を持つ方は
人生の早い時期に天職に出会います。
スポーツ選手やピアニストなどは
その能力のＭＡＸが若い時期にありますし
幼少期からの訓練が必要です。
ですから、その才能を引き出してもらえるような環境に生まれることが多いです。
親がその分野に長けていたり、訓練につき合ってくれたり、よい指導者に巡り合ったり。
反対に、最初に日本地図を作ったといわれる伊能忠敬。
１８歳の時に酒造家である伊能家に婿養子に入り
衰退した家業を１０年かけて立て直し
５０歳過ぎて天文学を学び始めて５５歳で測量を始め
全ての測量が終わったのが７０歳と言われています。
「大器晩成」とはこういうことを言うのでしょうね。
女性の方にも大変人気のある、青森県の森のイスキアの佐藤初女さんも
今の活動を始められたのが
確か５０代後半～６０代だったと記憶しています。
このように「天職」と言われるものに出会われるのが
人生後半であるかたもいらっしゃる、というワケです。
僭越ながら私も・・・助産師になったのが４０歳ですので
人生、どこでどうなるか、いつ転機が来るか分からないものですね。
お産の時の私の写真。産婦さんの旦那さんが撮られたものです＾＾
もし今
自分の目標が分からなかったり
夢が描けなかったり
やりたいことがみつからなくても
あなたは絶対に大丈夫。
夢が描けない時は、夢を描く必要がない時です。
人生、そんな時もあるの。
そして、そんな時があっても大丈夫なの。
なんか足踏みしているような毎日に思えたり
同じ繰り返しでつまらない気分になったり
心機一転して何とか気持ちをリフレッシュしたくなったりするかもしれないけど
そういう時があってもいい。
だけど、この地球には「時間」というものがあるので
その魔術にかからないでくださいね。
て言うか
かかるならうまい具合にかかりましょう。
一番人生に悪影響を与える魔術が「焦り」
イライラしたりくよくよして時を過ごすこと。
考えても仕方のないことを心配して
現状打破しようと思って、下手に行動を起こしてみたり、人と自分を比べてみたり。
こういう状態を
「地に足がついていない」
とも言います。
何をやってもうまくいかない、やったことがすべて裏目に出ます。
これは時間魔術のワースト１だと思います。
逆に素敵な時間の魔術が「熟成」の時間。
パンがうまく発酵するのも熟成の時間のお蔭。
大好きな彼（昔を思い出して下さい笑）との恋愛も時が熟成してくれて
そのお蔭で愛が育めたり、信頼関係ができたり、絆が深くなりませんでしたか？
何でも即手に入ればいいのですが
大きいものを手に入れようと思ったら
どうしても時間がかかる、というもの。
でも、表面には現れなくても水面下で
少しずつ、少しずつ、少しずつ、、、
目には見えないところでちゃんと熟成しているのです。
「夢が描けない時は、夢を描く必要がない時」って割り切って
空を見ながら深呼吸をして
ぼんやりするもよし、日常生活をあくせく送るもよし、
ただ「これでいいんだ！」って思って
自分をほめてあげてくださいね。
天職がない人はいませんし、見つからない人もいません。
ひとそれぞれに時期が違うだけ。
天職に出会う前の熟成期間を過ごしているのかもしれません。
それに、もしかしたら天職に出会ってても
気づいてないだけかもしれませんよ。
悪～い「時間の魔術」にかかっていたら
気づけるものも気づけなくなるから要注意！
うちに来て下さるママ達はよく
「江藤さんのブログに勇気づけられています」
「泣きながら読んでます」
と言って下さいますが
このブログに書いてることは
全て私の経験済みのことです＾＾
焦って焦ってどうしようもなかった時や
人と比べて落ち込んでしまった時や
毎日の繰り返しに疲れてしまった時や・・・
私は決して優秀な主婦でも母でもなかったので
皆さんの気持ちが痛いほどに分かるのです。
でも、そんな時をたくさん過ごして今思うことは
焦る必要も人と比べる必要も全くなく
長いトンネル、出口の見えないトンネル、と思っていたのも
抜ける時は「ある日突然」抜けるもの。
そうしたら、トンネルから出たら今度はそれはそれで忙しくて
トンネル時代が懐かしく感じるもの笑
人生そんなものかな～って思ってます。
みなさんに、少しでも私の経験がお役に立てば♪
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