「こういう風にしなきゃ症候群」 | 山口☆お産ができる助産院☆赤ちゃんのほっぺ☆

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32歳で5人目の子どもを産んだ時に持った夢、それは「助産師になりたい!!」でした。
36歳で看護学校、39歳で助産師学校に入学して、40歳の時に念願の助産師に♡
今は助産院を開業して、すべての女性のカラダ・ココロ・生き方サポートに明け暮れる、幸せな毎日です(^^)

近頃のママ達ってとっても生き生きされてる方が多いですね。

「自分の好きなことを仕事にする」

昨今こういう風潮があり

ママ達も自分の好きなことや特技を生かして

それを仕事にされている方もたくさんおられるように思います。

やっぱり好きなことをするのが一番!



皆さん、人にはそれぞれ『自分のリズム』があるのをご存知ですか?

『自分のリズム』を意識して生活しておられる方がどれくらいおられるでしょうか?



先月のアロマケアセッションに来られたAさん。

ご自分の「好き」と「得意」を活かして、子育てをしながら素敵な仕事をされています。

Aさんはとてもゆったりした雰囲気を醸し出しておられる方で

このゆったり感にきっとご家族も癒されておられるだろうな、と思ったのですが・・・

何と!Aさんが言われるのは、真逆なこと!



もっとちゃんとしなきゃって思うんです。

もっと強い心を持って。

〇時には〇〇をして、×時には××をして、って思うんですけど

うまくできなくてイライラして

つい旦那に当たってしまします。



言葉はこのままではなかったかもしれませんが

こういうニュアンスのことを言われました。



よくよくお話を聞いてみると

きっとAさんにはある理想があるんですね。

「家事はこういう風にしなきゃ」

「仕事するならこういう風にしなきゃ」

「子どもに向き合うのはこういう風にしなきゃ」

こういう風に、こういう風に、こういう風に、

しなきゃしなきゃしなきゃしなきゃーーーー!!!!!



なるほど。。。

「こういう風にしなきゃ症候群」

か。。。



その「こういう風にしなきゃ」というのが、その方のリズムに合ってれば問題ないのですが

Aさんの場合、全く合ってない。

(Aさん、ごめんね)

他の何かを自分に当てはめようとして

それが当てはまらないから「自分らしさ」が失われる。

だから苦しくなる。

だから旦那さんに当たってしまう。

そして落ち込む、罪悪感、

どうして私ってこうなの?と、更に落ち込む、、、




例えば、毎日同じ時間に家事をするのが得意な人、しなきゃ気が済まない人もいるし

「今日は一日家事をしよう」「今日は一日のんびりしよう」と日替わりでするのが得意な人もいる。




何も毎日掃除しなきゃいけないことはないし

毎日時間通りに生活をしなきゃいけないことはない。

睡眠時間も、毎日一定の睡眠時間が必要な人がいてもいいし

徹夜して、次の日は長時間寝て、というのが得意な人がいてもいい。




人にはそれぞれリズムがあるんです。

のんびり屋さん、せっかちさん、

みんなちがって みんないい 笑



本で読んだことや、セミナーで教わったことは、たまたま

「その方法でやって成功した人」

「その方法が得意な人」

の例が書いてあったりするだけで

あなたに当てはまるとは限りません。

現に、私がこうして書いていることも

納得して下さる方と、それは違うと思われる方がおられると思うし

それでいいと思っていますし

そんなものです、世の中って。



どこかの誰かがやって成功したというものを「理想」として自分に当てはめて

それができない自分を責めないでくださいね。

あなたは「どこかの誰か」ではありません。

紛れもないあなた。

そう、世界でたった一人の「あなた」なんです。

それを早く認めてあげてください。

自分自身のリズムを知って下さい。



そうしないと

「どこかの誰かさんは〇〇できたのにどうしてうちの子はできないの?」

と、子どもさんにやってしまいます。

目の前の我が子は、どこかの誰かさんではありません。

うちの可愛い可愛い〇〇ちゃん、でしょ?



あなた自身も「可愛い可愛い〇〇ちゃん」なのです♪



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というようなことを、アロマケアセッションでお話ししています。

アロマの香りに癒されながら

一緒にお話ししましょう!

10月は17日に開催します。

赤ちゃんのほっぺ☆10月の講座

をご覧くださいね。




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