応用編刑法も総論が終了。いよいよ残りあとわずかです。

今日の講義範囲は錯誤論と共犯論の補充。解釈論を深めるのもあるにはありますが、問題解く上での注意点的なのも意識しています。

中でも、共犯論では、前提部分である共犯関係の認定と範囲。重い罪から、というのを意識しつつ、共謀外の事象について、離脱や錯誤論にいきなり飛び付かず。

共犯論でも、刑法は学説対立、論点に目が行きがちですが、民事系の当事者・契約内容の確定や、憲法の権利認定、制約の認定と同様、おろそかにされやすい前提部分がこの問題だと思われます。


あてはめ力にも左右され、総合力が意外に見える部分です。


意識的に、取り組んでいって下さい。