憲法の1週目では、民法や刑法、訴訟法の理解がない状態で学習を始める人も多いと思います。


そのため、特に憲法の序盤で出てくる「私人間効力」「公共の福祉」「抽象的権利」などの重要テーマについて、もやもやしたまま学習を進める、ということは多々あるかと思います。






が、それは仕方ないと思います。もやもやしたまま進むしかないです。


とりあえず、当事者間でどういう紛争になるか、どういう主張を当事者がするか、ということを意識しながら、進めていってもらえればいいと思います。






そして、憲法では司法権をしっかりやり、民法、訴訟法、行政法まで学習して戻ってくる頃には、謎が解けているはずです。






憲法に限らず、いろんな科目で、後ろで学習することが前で学習することの前提になったり、というのはざらにあるし、他の科目を理解したら別の科目がわかりやすくなる、ということもある。






焦らず、じっくりと、地道に、「考えられる素地」をつけていきましょう。