詳細はいえませんが、弁護士になってからずっと違和感があるのが、被疑者勾留がいともあっさり認められること。

逃亡の「おそれ」、罪証隠滅の「おそれ」くらいの感覚で簡単に肯定されてしまっている。


実際に口裏合わせ行為やあるはずの証拠の廃棄をうかがわせる行為があるなら格別、否認している、共犯者多数、というだけで、罪証隠滅の「おそれ」で勾留認定とか、思考放棄も甚だしい。

二重の司法審査で身柄拘束の必要性を厳格に審査、なんていう逮捕前置主義の学説の理由付けは、とても空虚に聞こえる。

しかも、10日にわたる勾留が、被疑者に与える具体的な影響に対する考慮が十分とは言いがたいように思う。


何の論理性もない文章ですみません。

この形骸化した勾留裁判、どうにか変わらないもんですかねえ・・・