今年最後の更新ですが、撮影をしていないので過去作の再処理です。
2017年10月26日
BORG67FL(×0.85レデューサー装着・焦点距離255mm・F3.8) SXP赤道儀
ペンシルボーグ25+ASI224MCでオートガイド
カメラ:ASI1600MC-COOL フィルタ:オプトロンHα7nmフィルタ(31.7mm)
GAIN:250 冷却温度:-15℃
露出時間300秒×12
ステライメージ7・PHTOSHOPCC(ikColetion含む)にて画像処理(トリミング無し)
Hαで撮影したIC1805「ハート星雲」です。前に掲載したものは全体的にぼやぼやでしたが、再処理をしたところ想像以上にすっきりして明るくなりました。画像処理一つで本当に大きく変わるものです。
今年も機材の導入が続きました。列挙してみるとこんな感じです。
1月 BORG67FLと60Φシステム(ヘリコイド・レデューサー・延長筒・鏡筒バンド)
焦点距離200mm台の鏡筒が欲しかったのですが、協栄産業大阪店でBORG67FL対物レンズが中古で出ていたので買ってしまいました。60Φのシステムは持っていなかったのでこれも含めてかなりの出費になりましたが、今になってみると安い買い物だったと思います。焦点距離255mm・F3.8で星雲を撮りまくりですからね。改めてBORGの凄さと楽しさが分かりました。
4月 ASI1600MC-COOL
今までは無改造のEOS60Dを使用していたのですが、暑い季節になると不安だらけだったこともあって、ついにカラー冷却カメラを導入しました。本当に1600MMの方も検討したのですが、フィルターやフィルターホイールも追加する予算が無かったので、MCの方にしました。今では完全に主力のカメラです。
10月 オプトロンHα7nmフィルタ(31.7mm)
Hαによる撮影に興味を持って、フィルタを購入しました。まだ試行錯誤が続いていますが、光害に強いのは強みです。まだ試していませんが、11月に同じオプトロンのOⅢフィルタも購入しているので、いずれはAOO撮影に挑んでみるつもりです。
10月 ビクセンR200SS
今なので言いますが、協栄産業東京店から中古で購入しました。格安だったわりには新品同様の極上品で、来てからすぐに主力になりました。昨年の内に購入していたコレクターPHとの組み合わせは破壊力満点で、今まで撮りたかった写真が簡単に撮れるようになりました。
……やっぱり買いまくりですね。ちなみに来年の買い物もある程度予想がついていたり。
・天体撮影用のPC
実はバッテリー交換が必要な状態なのですが、店に持っていたら交換はほぼ不可能と言われてしまいした。今は電源につないで誤魔化しながら使っていますが、いずれは替えないと駄目だと思っています。実は対象も決まっていたり。
・フィルターホイールとフィルター
ZWOの電動フィルターホイールを買うつもりでいます。フィルターについては31mmのガラスフィルターにして全ての鏡筒に対応できるする予定です。ただ、どのフィルターを選ぶかはカメラの問題もあるのでまだ未定です。
・ASI290MM
これはまだ確定ではありません。ただ、今使っているASI224MCでは解像度に限界も感じているのでASI1600MMより先になるかもしれません。火星の大接近は見逃したくないですからね。
・ASI1600MM-COOL
これも未確定です。先にASI290MMになるかもしれません。
こんな感じですが、来年もよろしくお願いします!