高校１年生の夏。
自分のミスで負けた試合がある。
先輩たちの春夏全国制覇がかかっていた試合。
準決勝で延長戦のトップバッター。
タイブレーカーでバント失敗。
結果、準決勝敗退で幕を閉じた。
春に選抜大会で優勝して、
夏までの約半年間、
連覇が懸かったプレッシャーは相当だったはずだ。
夏も優勝できたメンバー（先輩たち）だった。
でも、先輩たちは誰も自分のことを責めなかった。
遠征中のバスでかかっていた曲は
「夏の終わり」
今でもこの曲を聴くと、
あの大会のことを思い出して
何とも言えない気持ちになる。
ただ、先輩に恵まれた高校時代は
今でもすごく大切で貴重な思い出だ。
夏の終わり。
今年は、ずいぶん早く
夏の終わりを迎えている気がする。
グラウンドの陽射しは暑いけど
もう風が涼しくて少し寂しいぐらいだ。
まだまだこれからなのに。
お盆休みもあっという間に１日１日が過ぎていく。
自分の中のモヤモヤはまだ解消されないまま。
夏が終われば、きっといろんなことが変わっていく。
もうすぐ異動もあるかもしれないし、
今のままじゃいけないことも
自分でわかってる。
今の環境に感謝しつつ、
でもそれで終わりじゃない。
応援してくれている人がたくさんいる。
結果で返していかないといけない。
答えはわかっているのに
このモヤモヤがずっと邪魔をしてる。
正解なんてなくて、
ひたすら無心で進むしかないのに、
何を迷ってるんだろう。
2024年。
今年も多くのことを学ばせてもらっている。
間違いなく、誰よりも人に恵まれている。
大声で叫びたくなるような思いをここに。
迷うな、
恐れちゃだめだ、
必ずたどり着けるから。
最後まで自分をしっかりと信じること。
まだまだ悔しい思いをすることもあるし、
まだまだモヤモヤもたくさんあると思う。
でも必ず達成してやる。
2024年の夏。まだまだ暑さが続く。
どこまでも続く空の向こうまでこの声が届くように。
うまいことなんて言えないけど
伝えたい言葉はただひとつ。
「頑張ろう！」
好きなことは思いっきり楽しまなきゃ。
