文化の日「後期高齢自動車講習日」。

芦花公園に徳富蘆花夫妻のお墓に詣でる。

11/3、さすが文化の日。天高く秋ウララ。けふは後期高齢者自動車講習日。でもこんな日は回り道です。世田谷自動車教習所から近く、芦花公園へ久しぶりにお散歩です。お休み日と云ふこともあって、小さい子連れの家族連れで大にぎわい。鞦韆は高く、子供が蹴るボールはどこまでも弾んでいっちまいます。すぐに徳富蘆花夫妻のお墓に詣でます。すがすがしく菊が飾ってありましたね。1910ころの武蔵野の奥まった辺りで、比翼連理の睦ましい暮らしぶりが偲ばれます。

1911大逆事件がありましたね。原稿無しでの一高での大演説が頓に有名ですが、時代は幸徳秋水らの死刑に揺れました。石川啄木や与謝野晶子らもものを云ひます。秋の閑まれる日に、しみじみと梅花書屋や、秋水書院を眺めやって、まだあれからたったの百年ほどしか経ってないんだなぁと、深いどんぐりの木の下を落ち葉を踏んで恒春園を後にします。

さて学校では講習は実技も含めて約2時間。問題なく受講も了となり修了証明書を頂きました。もう暗くなってます。6時過ぎて千歳烏山の駅周りは若い人たちで賑わってました。

 

倉石智證

「三夕」とや…

若かりし青春は過ぎて、

気が付けばみないつしか紅葉色になっているのでした。

「寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ」(寂蓮法師)

「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ」(西行法師)

「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ」(藤原定家)

/鳥威し鳶の形のカイトかな

/小菊咲くまず一点をお仏壇

/この径はご先祖さんへ菊添えぬ

/放棄地にあらくさの黄 草虱

/青春とはうるさきものよ学園祭朝もはよから太鼓を鳴らす

「成女学園」解体と学園祭と。

/賑わいて隣りはけふは学園祭朝も早よから太鼓を鳴らす

/高井戸はいつものろのろ渋滞すすることは無し秋の空見ゆ

/秋独り単身赴任ミソスープ

/散髪を家居にすれば襟足に寒さそくそく寡男(やもお)であれば

/気が付けば紅葉の色に出でにけり齢は人に色隠しけり

二十歳の青春は遠くに置いて在って。

 

倉石智證

1926ジョージア・オキーフ「ブラック・アイリス」

 

あんなにのろく

あんなに涙声で

立ったまましょッて路地裏の塀で

苛立ち剥き出しに

あなたはわたしの陰茎を掴み

いやな唄だ

青春なんてアッと云ふまで

愧じ多き人生

両手の中の顔

ぽたぽたと歩き続ける

わたしはここにゐる

今この地点にゐる

2024,5,19森村泰昌「シュウゴアーツ」

本気で遊ぶと世界は変わる。

 

倉石智證