風呂三昧。

湯田中温泉から大室温泉へ。

帰郷。

/幣提げて神の依り代道祖神千曲川べり芝枯の中

/風呂三昧お風呂尋ねて大室に紅葉の中にお湯はありけり

/湯煙やお指のごとく右左木枠に頭眼を瞑るなり

/日照雨(そばえ)降る蓑傘二つ露天の湯

/紅葉葉の木枠に掛かる露天かな

/温泉に紅葉散り敷く底ゐかな

/地場野菜売られて蜜柑買う媼

/霜月や皇帝ダリア無残やな

/葉落ちて富有柿空に耀けり

/お葉漬けをもらって帰る長野道傘で見送る姉の笑顔や

/来てみれば里芋玄関にドン。同期の乙女北信濃から

/エロスとタナトスとリビドーは如何に百日草

十二月になろうとしているのにまだガンバッテくれている。

 

倉石智證