ば様を病院へ。
秋の空は信用ならん。翩々と渺渺と。モアで畑二枚片付けてさて朝食。昨晩からのば様のお熱が下がらない。病院へ行くことになった。車に乗っけてやっとこさ。陽はうらなりに力なく、車椅子は発熱外来へと回された。10:30である。個別の病室でずっと静かに待ってゐる。尿採取はオマルで。採血は痛がるば様を4人で宥め励まし抑えてやっとぎりぎりの量を。1時間後、検査結果を説明してくれる若い女性のDrは、全部を診てみたいと云ふ。CRP定量の数値が異常であるとのことだ。ば様には再度痛い思いをさせて造影剤と生理食塩水を点滴する。CTスキャンの結果が待たれる。「わかりました」。肺炎と云ふことだった。心配していたコロナは陰性であった。抗生剤100㏄と生理食塩水500㏄の点滴が続けられる。4時半になった。
秋の雲は気まぐれである。
夕暮れて畑の頭上に広がる雲におーいとばかりにただ手を合わす。
倉石智證





