秋は花野へ。

/今朝起きて花野は韮の花盛り

/いざゆかん花野は化野の先に

/成年式手は尻にあり汗を掻き

/ばーさんに溽暑いやがるリハビリをなだめすがめつ汗の行列

/日短に気にすることも子らの声

もう6時前になる。

子供らの遊び呆ける声が愛らしい。

/人夫らの日影に入る午前かな

/ガガンボの壁にしがむる常夜灯

/ミゾソバや風に揺れゐる金平糖

/種播いて篩に土を如雨露かな

/網戸来て髯のそよろに鳴く虫の

夜更けて部屋に呼ばんとぞ思ふ

/おらの胡瓜は美味いなぁと末期の棚の胡瓜いただく

/蔕(へた)に来て南瓜に秋の色深し

/栗誘ふ縄文人と小布施かな

中学の同級生の女の子ちゃんから栗が届いた。

貴重な胡瓜も届いた。

/東京にゲリラ豪雨のやや過ぎて甲府盆地に雨の降り初む

 

倉石智證