舞へ舞へ梯子人、

うまく舞ふことが出来たなら

空の仲間になれるだらう。

松芽掻きの周りには鳥語があふれる。

燕の飛翔は空の淡いを感じさせないほどだ。

庭先には蝶も遊びに来て、ふはらふはら。

それらはみんな空と雲との縁戚で、

芽摘みの手を休めるほどもなく、

自分も空を飛べるのではないかと

無心にふっと思ってしまふ。

 

蝶々が近くに来たら気を付けなさいよ。

翠摘みは二日目。

生垣の根方に紫に菫艸が咲いた。

ば様は朝食を完食。

 

倉石智證