遊びをせむとや生まれけむ───

「滑るスキーの」

瞬間、地球から離れてる(多分)

まったく先行きが分からない

予定調和でないとこが好き

風切る…風の音は聞こへない

無音なんだ

頂上から滑るスキーの

嗚呼、とことん清々する

心を何処かへ置き忘れて

眼球から後ろのモノコトはすっかりどっかへいっちまって

眼球は必死に前方を見てゐる(多分ネ)

頭蓋の中はすっからかんになって

胸ときめく

その時わたしは無心なんだ。

 

倉石智證