/一すじに百合は俯くばかりなる(加賀千代女)

/柘榴落つ弱いものからと云ふはなし

/へちまの「へ」口ひん曲げて風の中

/有線の匆々さうさうと繰り返すコロナかな

/長雨に胡瓜も意地を曲げにけり

/なんにでも絡まる屁屎葛ヘクソカズラかな

/蔓争い葎むぐらと芋の畝を出て

/終戦忌アッと云ふ間に通り過ぎ

/アフガンの元の木阿弥繰り返す

/戛々かつかつと来て宣言すタリバーン自由、民主は根付かずになり

/長雨に出荷も細る選果場

/鵯の来て夏の背そびらと止まりけり

/歯抜けはや烏兎怱怱うとさうさうの齢なり

/膺懲ようちゃうと雲を苛めて虐められ

/雨上がり蚊を引き寄せて夕月夜

/韮の花蟻を集めて蝶寞さび

/光復節浅川兄弟木槿ムクゲ咲く

北杜市浅川伯教、巧は朝鮮半島に渡り、かの地の陶窯の美の発見に・・・

研究、研鑚、発表はその後柳宗悦の知遇を得て更に。

木槿は韓国の国花である。

前大統領の名前は朴槿恵さん。

/ベリーAに色落ちて来るシャインかな

ベリーAに色が落ちてくるころいよいよシャインマスカットの出荷が始まる。

/夏ゆけり況や秋の葡萄かな

/蝦雲や(?)ままならぬこと秋の空

/夕間暮れ蝉ばかりなく虫集すだ

/さみしさや石垣辺り虫の声

/あれはなに ? スヒーンスヒーンと秋の虫

/露しるき花野は朝の色とりどり

マルバルコウソウ

屁屎葛

むぐら

ガガイモ

カラスウリ

 

倉石智證