/若葉風春は機関車ドデスカデン

/青年よ戀をしませう若葉風

神楽。独身の(笑)息子は黄色いウェアー。

/好きでない風もあらうに鯉幟

/山菜のコゴミは道の駅にあり

/水遣りや四日の留守を詫びにけり

/接木せつぼくの苗頼もしくマルチかな

/シジュウカラ鳴き通しなり茄子トマト

/届け物葷酒くんしゅ山門含羞はにかみつ

大ぶりのニンニクの根のままの届け物。

/故郷は緑百色山笑ふ

/菜の花の菜種となりしロードかな

飯山地区、菜の花ロードの菜の花はすっかり莢を付けているのだった。

/千曲川ウィロー色と云ふところ

/山藤の道にせ懸かる長野道姨捨の里いま少しなり

/クマンバチのアヤシキ仕草ホバリング藤の花下ステイホームな

/姨捨に燕つばくらめらや風薫る

/摘果して梯子の人となりにけり

/雨を受けて立てば芍薬のそぼつまゝ

/炊き込みは根曲がり筍と云ふことに

山椒の葉を飾るのを忘れたと妻は。

/山菜のコゴミを散らす手延べかな

/どの家もアヤメ花咲く部落かな

地元の櫛形山の頂上にはアヤメ花咲く群落がある。麓の村落にも・・・不思議なものだ。

 

倉石智證