/雪の峰ぴかりぴかりと今朝の富士

/富士八景どこか必ず甲斐盆地

/雪の峰富士見て帰る柿畑

/牛の糞まりに湯気立つ小春日和かな

/ばーさんに一人黙りの道遠し孫と連れ立つ春風馬提

冬ざれてひとり黙り・・・いつもは通るたびに道端の祠に拝む。

大好きな孫がやって来てくれた。散歩を同伴してくれる。

/(サンメドウズ)太陽の牧場て云ふ丘に来て真白き中へ滑り込みにき

/クワッドに一人し乗ればただに閑ひましばしリフトの影遊びなる

/菟の足跡がないとN氏云ふ妻籠こも隠れ二年ふたとせを過ぎ

/早々とコーヒーブレイク老ひ三人そのままランチのゲレンデとなる

/ようやくに薪割りりのこと片付けて顎をふりふりゲレンデに来し

/パノラマに廻りて露天湯気の中富士の高嶺のともしきろかも

/紺碧の空のしたたりゲレンデに久闊きゅうかつを叙す風呂の中まで

/飛行機の降りるかなはずたゝらふむ福岡空港雪しまきゆく

出張、娘の飛行機が強風雪しまく中、福岡空港に降りられない。

何度かのトライの後ようやく無事に着陸とのこと(2/18)。

「ガンバレ飛行機 ! ガンバレ飛行機 ! 」と娘は云っていたさうな。

/子供らの声聞くときに動るがるれ学童と云ふ一いち人生の

 

倉石智證