/梅咲いて庭ほっこりと石灯篭

/生身魂入れ歯雑煮を楽しめり

/どんど焼き幣ぬさ注連縄しめなわと達磨かな

/風花や寒中見舞い届きます

/スーパーでわたし悲しい路頭に迷う今月いっぱいで閉店て云ふ

地元のスーパー岡島がついに。

レジ係さんは昨日云はれた、と云ふ。

/藪柑子赫盛んなり小正月

/年明けて仏の家に弔いに

/ば様の軍手で朝の散歩かな

ば様はこんなところで休んでいる。私が剪定した林檎の木の根方には日陰雪が溶けないで。

/日陰雪林檎の根方驚かす

/スーパーでアイスプラント霜の朝

/置いてみるアイスプラント朝餉にはミモザのサラダ霜の朝に

/剪定師葡萄樹の下春の泥

/県境雪容赦なく疎を拒み

/枯露柿が温いワ春遠からじ

 

倉石智證