/吊るしンぼ軒すがれゆく百姓家

/畑仕舞ひ花野も仕舞ふ末黒すぐろかな

/溝攫い泥鰌を帰す冬の水

/ゆうくりと鷺の番の野面かな

/除草機を洗へば光る羽根車ご苦労さまと今年を仕舞ふ

/ひと年とせの労を労ねぎらい洗いやるヰセキ除草機わが愛車なり

/浅き香を残して消ゆる剣劇の女傑はコロナお先にゴメン

浅香光代12/13すい臓がん逝去92歳。

お疲れさまでした。

/センダンソウ莫迦と呼ばれて人を待つ

/気がせくやついうっかりと仏の座

/ヘリゆけり甲府盆地をかきまぜてそのすぐ後に鳶が空飛ぶ

いつも飛ぶ、軍用ヘリ。

/紅葉活けて遅き秋など楽しまむ

/年の瀬や逢瀬びっくりせぎの川別れてばばの背に小春かな

ばーさんのお散歩コース。僕の軽トラがバッタリ。

思わず車を止めて軽トラから降りてパチリ。

 

倉石智證