/初夏の風になりたやばーさんの木陰に休む歩く忘れる

草臥れちゃったのかな。この後車にピックアップ。散歩は断念自宅へ。

/紫蘇の葉の紅に漬け込む梅眠る

/やれ降るな降ればぶだうの玉張りぬ

/オシロイバナだれに化粧けはひか夕化粧

/桔梗の紙風船の蕾かな朝待たずしてポンと花咲く

/雨上がり軽トラの後燕かな

/伝令となりて燕に家居かな

/山裾に雲動かざる燕飛び

/冷やし饂飩食べて畑にまた出でぬ

/六月の薔薇は次第に偏屈に

/青々と喜ぶ草や雨上がり

/雑草に南瓜の蔓のしがみつき

/苦瓜の花蟻のこと邪魔をせず

こちらはゴーヤの花。

/畑に下り西瓜に花をほめそやす

/間が在りて式部の実まで式部咲き

/梅雨晴れ間早生わせの出荷を促され

/SSの音頼もしき梅雨晴れ間

/それぞれに百姓があり梅雨晴れ間

/兄ちゃんにせがむ散歩や梅雨晴れ間

 

倉石智證