/白菜を漬けこむあまり親娘して漬物石におじゃけて二人
/山茶花の花の小春に崩れつつ
/梯子から世間を見ては庭手入れ
/小春日や梅剪らぬ莫迦と梯子かな
/霜枯れの芋の蔓など片付けぬ
/縁側に柿の“三時”を出しましゝ
/一輪車押してよろける八つ颪
/一輪車八つの颪の風の冷え
/また一人星になりたる人のゐて素朴飾らぬ水の流れる
/哲と云ふ哲学以前の医師がゐてシャベルカーなど己が意のまゝ
/米国は物議をかもすトランプの意のままになり中村氏死す
/アフガンや老ひしランボー罌粟の花誰もこの国責任取らない
NGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師(73)が4日、突然の銃弾に倒れた。
「飢えや渇きは薬や医療では治せません」。
2千本の目標を掲げて井戸を掘り、
ほかの支援団体が向かわない村々にも率先して入った。
米同時多発テロの翌月、日本の国会から参考人として呼ばれた。
「当地の事情を考えると、自衛隊のアフガン派遣は有害無益です」。
また一人星になりたる人のゐて・・・
合掌。







