2014,10/11八海山。甥っ子の息子、海智くんと。

行矣(行きなさい)
子等よ少年等よ
行乎
あの峰々を目指して
深遠に祈りてカリヨンを打ち鳴らせば
カリヨンの音は峰々に
白いわた雲に懸かる
天狗の鼻がみるみる大きくなる

おおいなる馴致よ、
否定よ、
自己矛盾よ、
しかし、なによりも君らには
抑えきれないほどの好奇心と
前進への跳躍がある
陽に輝くアキレスがそれらをすぐに乗り越えさせるのだ

行乎
子らよ少年よ
すぐにおまへたちの時代がやって来る
あそこだ
あの頂上を目指して
冷えた鎖伝いに
磐稜を乗り越えて行けば
天狗の鼻が八峰(やちみね)を乗せ
連なり立つ八峰の
大天狗の鼻の上に
睦びてあれ
睦びて立て

見よ、
あそこでは
若者らが四囲と四時のなかに
誇らしげに立ってゐる