/種粕を松の根方に百姓家

/とこしなへに家こそよけれ松青々松の根方に菜種滓撒く

/突っ切って花の上なる初燕

/善きことの便りのあらむ初燕

/懐かしきあの燕尾服初燕

/庭前にかくれんぼして老い二人

/ばーさんのお脳に東風こちや墓参り

/南風はえ吹かむばば墓参り三度まで

/春めくやばばなかなかに庭去らず

/にぎやかにどこから色を桜艸

/花の名を確かに妻に聞きにけり

/空青く天に捧げむ藪椿

/葱の畝ほめて食卓始まりぬ

/百姓家散らしご飯に春めきぬ

/スマホにも花の中から薬師岳(鳳凰三山の薬師)

/韋駄天の韋駄天ならず金栗の帰りみすれば天皇の死す

明治天皇薨去1912,7/30。

オリンピック・ストックホルム大会5/5~7/27。

勝利か死か。

TVで四三は「スミマセン」と。

でもほんとに切腹した方がゐた。

乃木希典は9月13日、明治天皇大葬が行われた日の午後8時ころ、

妻・静子とともに自刃して殉死した。

「うつ志世を神去りましゝ大君乃みあと志たひて我はゆくなり」(希典)

「出でましてかへります日のなしときくけふの御幸に逢ふぞかなしき」(静子)

確かに命がけの時代があった。