ほいやサはいやー

はいやサほいやサ

みな忘れ行く

春の水音

/花浄土花粉は篩ふるいにかけられて

/花の木の裏に廻りし漫すずろかな

/花の木や午後の三時になりにける

/アルデンテ春の行進休みなく(昼食はスパゲッティ)

/言の葉は女流にまさるものは無し桜花咲き、桜花散る

/義兄にいさんとそろそろ芽搔き松手入れ

/よろこんで芋の芽ばばの土間に下り

ば様は冬を越して芽が出てきたジャガイモの芽搔きを。

/明石から縮緬雑魚と春の来る

/吉野へと口おとなしき人云へり(吉野の桜)

/イチローも白髪頭になりにけりまた職人の去りに平成

/イチローの「後悔なんてあろうはずがない」

顔晴れ渡るベースボウルに

/点景が遠景になる畑中に風が出てきた妻よ帰ろう

/yoーさんの菜の花畑の口絵かな

/春眠や暁 酵母起きなさい(妻のパン作り)

/だっふぉでぃる私に何か云ひ付けて

 

倉石智證