/雉鳩や庭の松にも若緑

/八つ颪うわさ話も隙間風

/八つ颪春混乱とゴミ袋

/有線の火災警報八つ颪

/南天の大揺れに揺れ鵯雀

/順番に最後は雀木守柿

/夏帽のばばは散歩に冬樹光

夏の帽子を被ったまま・・・妻に注意される。

/天照大神アマテラスオオミカミくる風光る

/風とんとんインフルエンザ渡り来る

/メルボルンに浪花女の子めのこの汗光る

/なおみちゃん南半球ヤバイ夏

/busy to watch 手に汗にぎるテニスかな

プレバトを観て───

/自販機や犬従いて来るワンカップ

/百姓の孤独田んぼに缶コーヒー

/ポンと出るある落語家の下探る

/自販機に二礼二拍手冬銀河

/コンビニにおでんおひとりさみしんぼ

/流氷の詩うたぎしぎしと鳴き躁ぐ

/ばーさんの湯湯婆ゆたんぽに寝る字のままに

/贅沢な名前これから湯湯婆ゆーゆーぱ

/冬将軍座してしばらく日本海

/悴かじかむで頚ちぢこまる大相撲

/お饂飩に小松菜を入れお昼とす

/寒仕込み骨せんべいの物干しに

/お湯割りに添える干し柿ちちぽぽと

/野良ゆくや乾ききったる甲斐盆地

/お手盛りや厚生省に冬の雷

/呼んでみる牡蠣は未だかと呉の海

/牡蠣打ちは母の仕事と決めかかり(呉市倉橋町)

/ジビエ聞くおまへも一人銃床に

/アニョハセヨどっちが好きと聞かれれば“菫にらみ”がどーしても好き

対局か応酬か。

国家が煩はしさを作り出す。

「今からそっちへ飛行するからよろしくね」と一言挨拶してから行けばいいんだ。

つくづく国家なんかなければいいと思ふ時がある。

国連主義は諸悪の根源でもある。

むろん応酬よりも対局が好き。

/世界からエリートたちが集まって社交に過ぎるダボスフォーラム

朝日新聞にこんなのもあった───

「海外へ夫について専用機」(国民の税金)

「登頂断念」登りたいのは山々…

資本と結びついたビジネスと云ふ登山・・・

 

倉石智證