/通い路の紅葉はけふはいつになく

/空耳に振り返り見る紅葉かな

/木の実落つあの子はだあれだれでしょね

/ばあさんに縫物頼む日向ぼこ

/上京す馬手めてに真白き富士の山

/フリーウェイ笹子は紅葉通りかな

/遊びませうつんつん椿ちりぬるを

/霜月尽チコちゃんをけふやり過ごす

/冬帽子影踏み遊び昔事

/アマゾンの荷物霜月どっとこむ

/お誘いや紅葉見物乾門

/お江戸ではみな息をつめ師走へと

(北からの難問山積。皇嗣のお方のご発言も)

/知らぬ仲一衣帯水波高し恨ハンの国から便りが続く

 

倉石智證