眼、ほころぶ。カタログ春を連れて来し

/降る雪や南天の実を隠し降る

/紅梅もあわてふためく雪となり

/掘り抜きの井戸の仕事や皸す

/東ひんがしの友より届く柚餅子ゆべしかな

/風流や餅の字になる柚餅子かな

/安売りを外して哀し妻の言卵売り場に卵が笑う

(卵の安売りデーを外してしまった)

/点滴の年寄りなれば入らないひねもすのたり春のうたた寝

(明らかによくなって来た)

/軒打つわ雪から雨にあまんだれ

/詳細はうちに帰って玉子酒

/蟹上がる日本海沿い父子船

/主ぬしだって手を挙げずまま過ぎ去りし海岸端の主あるじ無き家

/すんなりと行かないことも春の川

/鳩小屋の辺りで止まる救急車久ちゃんには大丈夫かいな

(鳩を飼ってゐる久ちゃんのお隣のおばあちゃんが亡くなられた。夜8時ころ)

/お笑いに妻し笑へるそれなくて介護とってもやってゆけない

/「ドン二人」プライムニュースさうでなくドン三人と云ふべきであった

(猪瀬元知事はプライムニュースで「ドン二人」(森喜朗、内田茂)と。いや慎太郎もだね)

/ぬばたまの夜にドンと鳴る花火かな一つ二つと三つ数ふる

/朝貢に飛び立つ人に手厳しく西高東低冬の稲妻

/アッキーをキャディの人に連れてゆくゴルフしにゆく貧しき国の

(貧しき国の貧しき首相。昭恵夫人の同伴がさっぱり分からない)


倉石智證

あまんだれ=甲州弁で「雨だれ」


2/9(木)午前中、雪。

朝食は味噌汁に納豆ご飯。

量は少なめだが完食した。

点滴へ───

昼食はお雑煮。

林檎のすり卸し。

お昼ね。

3時のおやつはチーズ蒸しパン3分の2。

ココア。

夜は湯豆腐。

タラは少し。食べたがらない。

ご飯は玉子かけごはん完食。

襁褓を取り換える。