柴垣に百舌鳥の出入りのほしいまゝ

/じいさんに追儺ついなどうかと耳元で

/節分や豆の数ほど齢を聞き

/めっきりと弱りたもうてじーさんに硬いのはダメ蜜柑のプリン

/歩行器の芝をしずしず押してゆく亀の歩みのあんよはじょうず

/待つ人の車の中や春の夢(けふもじ様点滴。病院駐車場でわたし)

/介護から逃れて二階春眠す

/電子音春眠誘う洗濯機

/妻とする二人の宴鍋掴み

/介護の家妻腕まくりして恵方巻

/恵方巻北北西に進路かな

/八つ颪午後突然に風の立つ

/時々は犬の鳴き声冬ざるる

/あらたまや関取に豆鬼やらい

/艶やかに髷まげ新しく鬼やらい

/鬼やらい日本力士や日本晴れ(稀勢の里)

/ろくぶてと赤い椿やちゃんちゃんこ

/鬼やらいマティス来たりて鬼笑ふ(お巫山戯)


倉石智證

(TVで)かってのスターリン主義と

エストニア、ラトビア、リトアニアの歴史的苦悩。

「言葉や文化があれば民族は生き延びる」

1989,8/23「人間の鎖」は3つの国を600㌔にわたる。

日本の植民地主義と皇民化、

「創氏改名」を思い出した。