霜の朝ほがらほがらと田圃道犬のうんちが湯気立てている
/目を開けて天井を見てずる寝する終わりの5分霜の寒さや
/ぶだう棚幹に寒さの噛り付く霜の化粧や陽の当たり来る
/鷺飛びしいつか心は置き去りに
/柿の実の残り少なにかたえくぼ
/起き上がりこぼし師走はとかくして
/欠礼のさびしきことや金輪際
/手まねして師走の街を渡り来てまた手を挙げて右と左に
/降る雪や湯に溶かし去る因縁の干戈かんかは昔日本海戦
/2時間半どうして遅刻プーチンさん赤い手をしてシリアから来る
/冷たきはプーチンの瞳Aleppoは巨大な墓場崩れ落ちてく
/シンゾーと呼ばれもせずに片靨えくぼウラジミールと呼ぶはむなしき
/「道のりは遠く」ではなく袖振られさらに遠のく波はちゃぷちゃぷ
/人は皆螺旋を渡り振り返るこれでいいのかこれでいいいのだ
/風がねへ日向日影を持って来る日向の風はほらあたたかい
倉石智證
虐殺「投降者や家族も」 シリア政権軍、アレッポ「完全制圧」
■アレッポ東部の通りを歩くアサド政権軍兵士と市民たち。シリア国営通信が提供した=12日、AP
