はや1月も16日となった。

どんど焼きも終わり、正月も過ぎた。

中国が盟主のAIIBも昨日開業した。

時間が経つのがあまりにも早く、おぼろげな我が初夢も

立ちどころに消え去らんとしている。

すぐに参院選がやって来る。

投票年齢が18歳になった。

自民党の憲法解釈によって9条は異質なものになったが、

まだ憲法9条自体が変わったわけではない。

しかし、実際のところ、憲法9条自体こそが人権、立憲主義の核心なのだ。

それが今、危機にさらされてゐる。

野党の存在の本質である、責任と能力が問われてゐる所以である。

 

初夢が消え去らんうちに、書き記すこととする。

自民党は間が悪い。

経済だけでよかったのに、わたしには1989頃からの、政治における権力闘争、

政治改革の名のもとに小選挙区制や、政党助成金等、

つまり、金権政治の反省から急激な巻き戻し、

小沢一郎が仕掛けたものすごい政治エネルギーの内心化の過程のことである。

1989,12「マルタ」のブッシュ・パパとゴルバチョフの会談によって、

長かった米ソの冷戦に終止符が打たれた。

民主主義と市場社会が勝利されたとされる。

ところが、グローバル世界が一斉によーいドン、されたにもかかわらず、

日本はバブルがはじけ、政治はその上に、

内向きの時代へと突入していったのである。

わたしにはあの頃の失われた20年へのとば口にも似た、

いまさらながらのデジャヴュにも見へる。

政治の内心化へのエネルギーが国民のエネルギーをほとんど、

世界の実際とはほぼ無関係な自己満足的な一つの政党の理念へとバッキュームされる。

・バランスシート不況に対する対応。

・信用システムの毀損に対する素早い流動性投入(資本投入国営化)

・中国なども含めた新興国との要素均等化(賃金格差)、新興国からのデフレの輸出。

・1995今更ながらの米国による”円高カード”

・1994中国の元切り下げを米国が支援容認と、かてて日本に対する

自動車バッシングと、日本へのパッシング、等々。

“内向きエネルギー”などはプラグマティズムではないが、役に立たないもの事とは、

実に実際に役に立たないのだ。

「わたくしの手で憲法改正」などと、それは大勢を内向きにする厖大なエネルギーで、

国の生産性とは全く無関係な唯我独尊なことである。

世界は日本が大真面目に、やれ違憲だどうのとやっていること自体に、

不思議な驚きさへも覚えてゐる。

AIIBは習さんが云い出してからたったの2年余りでの開業となった。

 

対立軸とされる民主党さんに捧げたい。

まず箇条書きする。

①“繋がる”

羽田にすべての新幹線とリニアのビッグノーズを揃える。

羽田にビッグターミナルステーションをつくる

羽田からリニアは豊洲に、

豊洲にはアナログの築地市場と、デジタルなオフショアを特区する。

豊洲から、デズニーにつなげる。

デズニーからは成田につなげる。

理由としては───

・「汽笛一声新橋を」は起点は新橋ではなく、横浜であった、と云ふこと。

あらゆる情報も、人も、モノも、利回りも、すべて海の向こうからやって来る。

・低成長の日本に対して、ミドルがボリュームアップするASEANこそ利回りの源泉があって、

それこそを羽田を起点としてクラッチする。

決して品川ではないのだ。

・地方創生を考えるなら、黒部へ行ける。湯沢ガーラへ行ける。

花巻賢治ワールドに行ける。羽田に下りたらすぐにそれぞれの地方の、

すでにある資本ストックへとつなげてお誘いできるのである。

大切なことはまだある。

一番大事なことは来るべき東南海地震と津波のことである。

死者30万人、200兆円を超える復興費用。

低成長の日本内ではどう考えても稼ぎ出せない。

ASEANは低く見積もっても4~5%の利回りは可能なのではないか。

その向こうにはインドもある。

外としっかりとクラッチすることこそ日本の震災に対する備えとなる。

一律に、では切りがなく、また問題が拡散してしまう。

どのような地震、津波があっても、羽田とそこからのインフラが完璧であれば、

外と繋がってゐさえすれば、復興もより進展が早いのではないか。

安倍政権の憲法改正内閣に対して、地震震災安全内閣、とでもする。

 

②オリンピックを起爆にするのには全くの異議はない。

しかし、オリンピックスタジアムが競技等だけのスタジアムでは発想が乏しい。

少しでも雇用が生まれ、世界にも国内にも文化的発信の基地にでもなればと思ふ。

それにそもそも1964の東京オリンピックは、わたしに云はせれば、

実にオリンピックをしたのではなく、事実“大生産革命”を実現したと云ふことである。

戦争平和歴史博物館」を観客席の階下にセット円周する。

歴史に対してどう向き合うか。

歴史に対する態度をどう育むか。

日本の歴史観はどう変遷して、どう世界の中でケミカルしたのか。

絵画、音楽を鑑賞するように、日常的に人々が訪れるようにする。

強制でなくとも修学旅行生も来れるような場所にする。

世界から観光客も訪れる、真摯で、公平で、普遍的な雰囲気の場所にする。

「ドイツに行けばナチスのことを世界で一番学べる」

「日本に行けば植民地主義のことが世界で一番学べる」

ドイツ2005,5,12『ホロコースト記念碑』

ベルリンのブランデンブルク門の南に開設された

ホロコーストで殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑。

 

ことに“生産性”のことで云へば、大きく日本の生産性を阻害しているのは

「歴史問題」であることは確かだ。

端的に云って「歴史問題」=安全保障───。

日米安全保障はここにきて、とにかくカネクイムシと化し、

基地と、米国の産軍におびただしいマネーが、“生産性”とはまったく埒外に流れて行ってゐる。

かてて加えて一衣帯水のお隣の韓国とは歴史問題でぎくしゃくし始めた。

みんな事あるごとに売り上げに影響することばかりだ。

 

およそ約400年ころの神功皇后の朝鮮侵攻をはじめとして、

日本の“三韓征討”が始まった。

「恙なきや」と聖徳太子が隋の煬帝にお手紙する。

蒙古襲来があり、

「神皇正統記」があり、

賀茂真淵から本居宣長、平田篤胤、元田永孚(もとだながざね)「教育勅語」へと、

水戸黄門「大日本史」と頼山陽の「日本外史」、幕末の志士の維新の回転の動機へと、

日本のナショナリズムはどのような経緯で、どのやうに変遷して来たのか等々、

また、ラクスマン、伊能忠敬、間宮林蔵、ジョン万次郎、ペリー・・・幕末へと

たえざる外圧と、帝国植民地主義の侵出のはざ間で、

明治維新、日清、日露の戦争を経て、辛うじて薄氷の勝利、日本は独立を勝ち得たわけだが、

それから日本の歴史への態度、安重根、朝鮮併合、対華21箇条、創氏改名・・・

切りもなや。

学ぶとは物事を相対化する能力を養うと云ふことだ。

世界の原理主義はおよそこの正反対を過激化する。

 

“スカイツリー”効果のことを覚えておいでだらうか。

庶民は忙しいのだ。

理念、ドグマをこねくり回し、ロゴスを徒に語られても閉口するばかりだ。

物事はそれこそヒットラーではないが、ある壮大な物語として提示した方が分かりやすい。

それでまず“見える化”である。

新国会議事堂を建設する。

マネーは霞が関、虎ノ門辺りに分散してゐる

各省庁の地べたを国内資本並びに外国資本に賃貸することで賄う。


■1999ドイツ(連邦議会議事堂)修復完成。

中央の巨大なガラス張りのドームは

19世紀末の議事堂建設時のガラスドームの存在を意識しているが、

特徴的かつ斬新なデザインで、国会議事堂の見学に訪れる観光客も非常に多い。

警備は厳重であるが、観光シーズンには入場待ちの長蛇の列ができる

内部は明快で簡素な現代オフィス風

 

いつまでも古色蒼然では困るのだ。

企業のそれでなくとも我ら日常の暮らしのスピードに対して、

あまりにも国会、国議は非効率で生産性が伴ってゐない。

従って、無駄な議員も多くなる。

“IoT”の時代、それらに相応しい、また省庁や、人材の垣根のない空間、ラインを網羅した、

日本の国民国家相応しいデザインと機能を備えた、

それこそ、開かれた観光客が列を組むやうな新世紀の国会議事堂を建設する。

 

④は③に関連するものだが、

小泉さんではないが、逆説的に“民主主義をぶっこわす”。

これは憲法改正も必要になることだらうが、つまり、参院を廃止するのだ。

「良心の府」でも困るし「追認」でも存在価値はないし、

モニタリングの機能の低下も甚だしい。

ぼくは新時代に相応しく、

IoT国民評議会」などのやうなものを提案する。

どうして、民主主義はその時々の「選挙」でなければならないのだらう。

「IoT国民評議会」は“1000人評議会”と銘打って、

毎日が選挙、フェイスブックする。

およそ100人を一部会に、芸能・スポーツ、文化・宗教、・・・企業、県知事、

あらゆる分野をおおざっぱに10分類して、

その1000人に対して国民は毎日のやうに間接的に国会議員を審議するのだ。

1000人の人が国会の審議、議員一人一人の発言、行動等に対してつぶやく。

1000人の評議員は“いいね”によって枠内に出たり入ったりするが、

その各100人の上位に位置することになった人たちが、

或る段階で固定されて、各部門の10人委員会を構成する。

10人が10部門集まって、100人のその人たちの投票によって

正副のIoT評議会議長が選任される。

天皇陛下がこれを勅任する。

■評議委員会が首相候補を選任する。

■首相は大統領選とする。

■選ばれた首相は党から離れ、選挙政策に従って各党などからの人材で組閣する。

中国に学ぶ“集団指導体制”のことである。

「白い猫でも黒い猫でもネズミを捕るネコが猫だ」(鄧小平)

 

まあ、おおざっぱな枠組みだが、問題は毎日が選挙を、

スマホ等含めて、シンプルに実際化できないかどうかだ。

スマホに民主主義の機能を埋め込むのだ。

単純化されたタッチで、ベッドに横たわる高齢者でもモニタリングが可能になるやうな。

そのためのIT戦略省が国民からのレセプターとして議事堂内にセットされる。

■成人式に国が“民主主義”スマホをプレゼントする。

・投票システムが入ってゐる。

・マイナンバーと顔認証

・口座や年金、保険証などもインプットされている。

・決済システムなども可能にする。

現在新成人が約120万人(新生児は約90万人/2019年)として、10年も繰り返せば、

たいそうな民主主義投票システムが人口に網羅されるわけだ。

 

そもそもが日本の外交に於いての中国等とのスピードの違いは、

単に一党独裁に在るのみではなく、中国における「国家主席」と「首相」の

使い分け分担の使い勝手の良さに在るのではないだらうか。

例えば評議会議長が孫正義さんに、タケシになることも考えられる。

国内、立法、議会のことは首相に。

外交、商いのことは評議会議長に。

国会に縛られている限りは何にもできないでは困ってしまう。

そして、さらに提案申し上げたいのは、

評議委員が新たな首相候補を選任する、と云ふのはどうだらう。

その人の政策、優先順位を加味し、党派とは全く無関係に選任される。

候補者らは最終的に国民投票によって決められる。

選ばれた首相が閣僚を任命する。

しかし、ここでも首相は自派の人材のみで閣僚を構成できないものとする。

何かの立法に対してはすべての議員が「党議拘束」から離れて、

プロジェクトチームする、と云ふやうな風にする。

どんな党の中にも、ちょっと違うな、と感じている人たちはいるものだ。

 

参議院は要らない。

何か別なシステムを。

毎日が選挙で、モニタリングでき、

政治に興味がない若者たちでも自分が好きなスター選手や、芸能人を通して、

間接的に政治に参加できる。

つぶやきが連鎖するのだ。

1000人委員会は国民の扁桃体、情動が集まった部位でもあるが、

上部の100人は専任の政治プロスタッフがついて“メンター”教化チームが補佐する。

つまり、次第に前頭葉化してくるはずだ。

 

GDPは人口にも非常に関わって来る。

“インバウンド”とは疑似人口のことである。

しかし、来客は観光だけでははないのだ。

国際会議や、展示会、や無数のもろもろがある。

特に日本が隣国の韓国にも負けてゐるのはこの国際会議の数である。

⑤国際システムとして戦後、

国連、IMF、世銀等がつくられた。

しかし、国連は機能していない。

国連は機能していないどころか、国際平和の足を引っ張ってゐる。

 

例えばスイスにはWTOや国際赤十字、国連関連の国際機関が置かれてゐる。

今回AIIBの本拠地は北京ということになった。

⑤そこで僕が提案したいのは国連ではない、

(国連は所詮5つの国のベクトルが一致しない限りは無効なのだ)

別な機関を提案したい。

世界企業平和保険機構

世界のどの企業も強制ではないが資本や規模によってリスク保険を積み立てる。

何に対するリスクかと云ふと、貿易保険とは違って、

或る国が、例えば今回中国が南シナ海で通行料を取るよ、なんてことになったら、

すみやかに日本のある企業達が撤退できるような保険である。

資産が凍結されやうが敢然として撤退する。

これは南シナ海に関わる、或いは民主主義に関わる全ての国による、、

「売らない」「買わない」という行為につながるだらうと思ふ。

いまや中国ですら「共通言語」は株式と云ふことになった。

膨大な中国の企業は世界中に散らばってゐる。

“走出去”のためには中国企業もこの保険に乗るしかないだらう。

膨大な世界企業から集まったマネーが平和のために運用される。

うまく行けば、国連なんかよりも、さらに武器なんかに頼らなくても、

世界がスムーズに回ることになるかもしれない。

その国際機関を日本に設置する。

 

⑥いよいよ北朝鮮である。

日米同盟、6カ国協議からは一度離れた方がよかろう。

1910朝鮮半島を併合した経緯があるのは日本に他ならない。

日本が積極的に北朝鮮と国交回復を努めるべきだ。

だいたい条約と云ふものは手が困窮してゐる時に迫るのが常道。

1965日韓基本条約しかり、

1972日中共同声明しかり

エリツィンさんとも北方四島でもうちょいと、と云ふ所まで行ったものだ。

そして、北朝鮮全部を“特区”にする。

経済の段階的発展に於いて、まず最初は農業かと思われる。

現金支給はほとほどにして、農機具、種子など、

また農協システムをまるごと輸出したらあの国には親和性があるのではないか。

まず、民主党は国際的にアナウンスして、

核は凍結くらいに、体制を選択するのは国民の義務くらいにして、

まず、何よりもマネーの話から進めるのだ。

北朝鮮を平和的に“ゲット”できたら、これは間違いなくノーベル平和賞に違いない。

これこそが初夢に相応しいではないか。

拉致問題は、すぐに解決できる。

 

⑦精華大学を福島県辺りに招致する。

福島、新潟、羅津(北朝鮮)、揮春、哈爾浜辺りの経済圏構想と

AIIBの新シルクロードの起点にフクシマを。

 

⑧教育に“相撲システム”を。

いまや日本人よりも日本人らしい言葉遣いや言い回し、

まさに、日本の相撲の守護神たるモンゴルからやって来た若者たち。

“way と価値観”をどう伝えるかは、日本の貧困家庭や格差もふまえて、

かっての陸軍幼年学校とか師範学校とか、教育の複線化が必要になる。

GDPには人口の動態が関わって来る。

移民が必要だという所以である。

日本人でもそうだが、貧困、差別等により、

日本に来てから悪くなる、なんて云ふことも大いにあるわけだ。

子どもの虐待もそうだが、生に対する希薄さ、脆弱さは、

文明の進展の過程で、強いて、生老病死のやうなものから遠ざけられたからではないか。

親からいったん切り離さなければならない子供たちもいるだらう。

給食が唯一の食事、だなんて云ふ子供たちもいる。

無償の学校・学級に入ってもらうのだ。

小学校高学年から様々なゴミ拾い等奉仕活動や、老人の介護のお世話とか、

放棄地、農業や、漁業のお手伝いとかをカリキュラムする。

僕らの幼少のころまでは朝起きたら必ず家の仕事が兄弟で分担され、

それから朝食ということになったものだ。

親の眼をうかがう。

親の眼を盗む。

様々な暮らしの中で、生きる、と云ふ暗黙知を学んだ。

 

ぼくの考えではこれら労働された時間は

その個人個人の年金にカウントされてゆくと云ふシステムだ。

最低でも25年間、40年間に及ぶ支払期間に対して、

すでに小学校の高学年からそれがスタートする。

依って、無年金化を防ぐという考えだ。

幼い時に、加齢臭と汚物と、死に近い物事に触れることはいいことだ。

ゴミ拾いなども、やっていいことと、してはいけないことをはっきり学ぶことになるだらう。

道徳を教科書するのではなく、

生老病死や土に触れる、道具を使うことで、五感が鋭敏になり、

共感や、他に対する思いやり、ものを大事にする心などが、

きっと育まれるに違いない。

 

財源は防衛予算に手を付ける。

5兆円は要らない。

国家が亡びるとしたらおそらく国家の内心からだ。

人材と、人事を石垣のやうに出来たら、

それこそが美しい日本、強い日本、と云ふことになろう。


北朝鮮“特区”のことで云い忘れたが、

日本はベトナム、ミャンマー辺りまで行かなくても、

とっても安いコストの人口がお隣に在る、と云ふことになる。